SEOライティングとは

SEOライティングとは、狙ったキーワードで検索上位を獲得するための記事作成手法です。

検索エンジンからアクセスを集めるためには、検索結果の1ページ目(その中でもできるだけ上位)に入ることが重要です。

検索結果の上位に入るためには、書き方のポイント、コツがあります。

「SEOライティングは難しい」と思っているかもしれませんが、実はそれほど難しいものではありません。

SEOライティングは難しいものではありませんが、特殊な考え方が必要になります。

SEOライティングをマスターするには、文章を書くのが好き、得意という人より、むしろ初心者のほうが好都合かもしれません。

この記事では、この通りにやればSEOライティングができるようになるよう、考え方と手順を解説します。

自分が書いた記事が狙ったキーワードで1位になるって、気分いいんですよね!

情報発信ではなく情報提供する

インターネットの発達とスマホの普及によって、一般人でも簡単に自分の意見を不特定多数の人に発信できるようになりました。

twitter、Facebookでは多くの人が自分の意見を発信しています。

それに共感する人がフォロワーになっていくわけですね。

自分の考えを世の中に表明することを、私は「情報発信●●」と表現しています。一方、SEOライティングでは「情報発信」はしてはいけません。

SEOライティングで重要なのは情報発信ではなく、「情報提供●●」することです。

つまり、自分の考えを発信するのではなく、「検索した人が知りたいことをコンテンツにする」というのがSEOライティングの最大のポイントです。

SEOライティングは初心者が有利

これは私の偏見も入っているかもしれませんが、文章が得意、文章を書くのが好きという人は得てして、「自分の考え」を書きたがります。

もちろん、「自分の考え」を表明した文章は、価値ある文章であり、切り口が鋭い人の文章は読んでいてとても面白いです。

しかし、面白い文章を書くというのは、多くの人にとってハードルが高いのではないでしょうか。

一方、SEOライティングはかなりテクニカルに書く内容を決めることができます。というより、テクニカルに書く内容を決めなければなりません。

そして、文章を読むのは、検索した人です。

つまり、何かを知りたくて検索しているわけですから、読む気満々でクリックしているわけです。

そこで必要なのは、面白い文章ではなく、検索ユーザーが真に知りたいことにわかりやすく答えるコンテンツです。

そのようなコンテンツは一定のルールに従って作ることができるので、文章に一家言ある人よりも、初心者のほうがルールを身に着けやすいとも言えるのです。

このように書くと、SEOライティングは簡単にできると思われるかもしれませんが、簡単にできるわけではありません。

検索ユーザーの真のニーズを見抜く洞察力、想像力が必要であり、ニーズを満たすコンテンツを作るためのリサーチ力、構成力も必要です。

やることはシンプルではありますが、簡単ではありません。

SEOライティングの基礎はユーザーと検索エンジン両方を意識すること

SEOライティングの最重要ポイントは、「書きたいことを書くのではなく、ユーザーが真に求めていることを書く」です。

もうひとつ意識しておかなければならない重要ポイントがあります。

それは、ユーザー(読者)と検索エンジンの両方にとってわかりやすい書き方をするということです。

ユーザー(読者)にわかりやすいコンテンツとは?

ユーザーは何かを知りたくて検索して、あなたのサイトに訪れます。

・自分が知りたいことがなさそう
・何が言いたいのかわからない
・読みにくい

このように感じると、即離脱してライバルサイトにいくでしょう。

これを防ぐためには、次のようなことを意識する必要があります。

結論から書く(何が書かれているかを最初に示す)

これはよく言われる話ですが、WEBライティングにおいては特に重要です。

情報があふれる現代では、時間がたりない人が多いので、少しでも時間が無駄になりそうと感じたWEBコンテンツはすぐに捨てられます。

●文章は見た目も大切(改行する)

これもよく言われることです。内容も大切ですが、どんなに内容が素晴らしくても、改行なしの文章は黒い塊に見えてしまい、読む気がなくなります。

●コンテンツとは文章だけではない

長々と文章を書くより、画像や動画で説明したほうがわかりやすい場合は、画像や動画を取り入れます。

最寄り駅までの道順を説明するのに、文章で説明するより、地図を見たほうが早いでしょう。

ただし、内容に関係のない画像(イメージ画像)は必要ないかなと思っています。

●文章のリズム

読んでいて疲れる文章にはリズムがありません。

文章のリズムは何から生まれるかというと、1文の文字数と文末です。

1文が長い文章が多いとリズムが失われます。

文末が同じように「~です。」「~です。」「~です。」「~です。」と続くと単調です。

文末を意識して変えるとよいでしょう。

●難しい漢字には読み仮名をつける

読めない漢字があると、そこで止まってしまいます。

ワードプレスを使っているなら読み仮名をつけることができるプラグイン(WP-Yomigana)が便利です。

このプラグインを使うと、強調したい文字●●●●●●●をこのように表現することもできます。

専門用語は簡単な解説をつける

「専門用語は使うな」という人もいますが、SEOライティングでは専門用語は使うべきだと考えます。

どのようなワードを使うかによって、GoogleはWEBページの専門性を判断している可能性があるからです。

しかし専門用語を連発されると、読む気がなくなりますので、必ず簡単な解説をつけるようにしましょう。

検索エンジン(Googlebot)にわかりやすいコンテンツとは?

次に検索エンジン(Googlebot)にわかりやすいコンテンツにするために意識することを解説します。

※Googlebot
Googlebot(グーグルボット)は、Googleが採用しているクローラ(Webロボット)ソフトウェアである。

(引用:Wikipedia

 インターネット上を巡回して、情報をデータベース化するロボットです。

人が読んだら「素晴らしい!」と思うコンテンツでも、Googlebotが理解できなければ、検索上位には表示されません。

どうすればGooglebotに理解されやすいコンテンツにできるかは、「検索エンジン最適化(SEO)スターター ガイド」に書かれています。

これはグーグルがWEBマスター(WEBサイトを作るすべての人)に向けて、アドバイスしたものです。

以下に示すおすすめの方法を取り入れると、検索エンジンがコンテンツをクロール、インデックス登録、そして把握するのが容易になるでしょう。

(引用:検索エンジン最適化(SEO)スターター ガイド

上のように書かれていますので、WEBマスターであれば、必ず理解しておきたい内容です。

個別の記事を作成するときに特に意識するのは下記3点です。

・各ページに固有の正確なタイトルを付ける
・「description」メタタグを使用する
・見出しタグを使用して重要なテキストを強調する

SEOライティングの手順

ここからは、実際にSEOを意識して記事を作成するときの手順を解説します。

まず大きな流れを先に示しておくと、次のようになります。

1.キーワード選定
2.マイクロモーメントを把握
3.検索意図を熟考
4.見出しを構成(コンテンツ設計)
5.仮タイトル作成
6.本文作成
7.リード文作成
8.タイトル決定

それぞれについて見ていきましょう。

1.キーワード選定

SEOライティングの出発点は「キーワード選定」です。

自分が書きたいことを思いついたから書くのではなく、見込客が検索するであろうキーワードで検索結果の上位を狙って記事を書きます。

すべての始まりは「キーワード(検索クエリ)」です。

キーワード選定を間違えると、どんなに頑張って記事を書いても成果があがらない(アクセスが集まらない)ということになります。

無駄な時間と労力を使わないためにも、キーワード選定は慎重に行う必要があります。

この記事で狙っているキーワードはもちろん「SEOライティング」です。

キーワード選定をするときに絶対に意識しておくことは下記2点です。

・検索需要があるか?
・ライバルに勝てる見込みがあるか?

キーワード選定を失敗しないために、次の記事を読んでみてください。

2.マイクロモーメントの把握

キーワードを選定したら、どんな方向性で記事を書けばよいかを考える材料としてマイクロモーメントを確認します。

マイクロモーメントとは、Googleが2015年7月に提唱した検索行動に関する理論です。

人がスマホで検索する瞬間は大きく分けると4種類あるという理論です。

①「何かを知りたい」
②「どこかに行きたい」
③「何かをしたい」
④「買いたい」

その検索する瞬間(モーメント)のことをマイクロモーメントとGoogleが名付けました。

上記4つの瞬間は次のように名づけられています。

①KNOWクエリ・・・何かを知りたい
②GOクエリ・・・どこかに行きたい
③DOクエリ・・・何かをしたい
④BUYクエリ・・・何かを買いたい

マイクロモーメントの見分け方については、こちらの記事をお読みください。

マイクロモーメントを見誤ると、ユーザーが求めていない見当違いの記事になります。

例えば、「靴 修理」と検索した人がいたとしましょう。

「靴 修理」のマイクロモーメントはどれでしょうか?

もちろん人によって違います。

・靴を修理する方法を知りたい→DOクエリ
・靴を修理する材料を買いたい→BUYクエリ
・靴を修理してくれる店に行きたい→GOクエリ

では、Googleはどう判断しているかというと、「靴 修理」はGOクエリと判断しているようです。

ユニバーサル検索部分の先頭が「地図」になっているのがその証拠です。

靴を修理する方法を知りたいと思って検索した人は、自分で修理したいと考えているわけではなく、修理してくれる近くの店を知りたいということです。

ユーザーインサイトは「GO」なんですね。

※インサイト

消費者自身が無意識のうちに抱いている本音。潜在ニーズのこと。

マイクロモーメントを取り違えると、「靴を修理する方法」でコンテンツが終わってしまう可能性があります。

これでは残念ですが上位表示されません。

「靴 修理」は2020年8月現在、ローカル検索クエリとGoogleは判断しているようなので、店舗情報が上位を占めています。

このように、記事を書く前には絶対にマイクロモーメントを確認しておくことが大切です。

3.検索意図を熟考(ライバルチェック)

マイクロモーメントを確認して、記事の大まかな方向性が決まったら、検索意図をリサーチします。

検索意図とは、スマホやPCで何かを検索するときに「なぜ、検索をするのか?」という心意のことです。

検索意図を想像するには大きく4つの方法があります。

①サジェストキーワード、LSIキーワードを確認する
②自分の頭で考える
③Q&Aサイトで確認する
④Googleで検索する

検索エンジンで上位表示するために、絶対に外してはならないのが検索意図です。

ユーザーの検索意図を満たさないコンテンツは上位表示されません。

自分が書きたいことではなく、ユーザーが知りたいことを書くというのが、まさに検索意図を過不足なく満たすということです。

検索意図を把握する具体的な方法については、こちらの記事を参考にしてください。

今回の場合、「SEOライティング」の検索意図は次のようなものだと仮説を立てました。

SEOライティングって何だ?書き方のコツがあるのだろうか?SEOライティングを勉強するためのおすすめ本があれば知りたい。

このような検索意図を持つ人は、SEOライティングの初心者である可能性が高い。

4.見出しを構成(コンテンツ設計)

検索意図を把握したら、見出しを構成します。

見出しを適当につけているブログは多数ありますが、SEOライティングにおいて、見出しは重要です。

見出しを作り終えたら、記事の8割は完成です。ここが記事作成をするときに最も頭を使うところです。

見出しをうまく作成することができれば、その記事は成功する確率が高いです。

見出しを作る段階で、検索意図を過不足なく満たせるようにしなければなりません。

見出しを作るときには、3つのものを参照しながら作っていきます。

3つとは

①サジェストキーワード
②LSIキーワード
③ライバル記事の見出し

例えば、「SEOライティング」(この記事)の見出しをどうやって作っていったか簡単に解説します。


SEOライティングのサジェストキーワードの中で検索ボリュームのあるものをピックアップ

ラッコキーワードでサジェストキーワードを取得する

(出典:ラッコキーワード
(出典:ラッコキーワード

Googleキーワードプランナーで検索ボリュームを調べる

(出典:Googleキーワードプランナー

※数字が出ないキーワードは無視

検索ボリュームがあるサジェストキーワードは下記の通り。

LSIキーワードを確認

今回の場合、サジェストキーワードとLSIキーワードは被っているのでLSIは無視です。

ライバルサイトの見出しを確認する

ライバルサイトの見出しを確認するには、「見出し(hタグ)抽出」ツールが便利なのですが、ページの雰囲気や書いてある内容も合わせてみたいため、検索結果をひとつずつクリックしながら確認します。

それを私の場合はマインドマップにまとめていきます。

こんな感じで1ページ目の記事をすべてまとめます。

検索上位に表示されている記事というのは、ユーザーニーズを満たしている記事なので、記事の内容(見出し)を見ていくと、ユーザーが知りたいことが見えてきます。

ライバル記事が言及している内容と、サジェスト、LSIキーワードを見ながら見出しを作っていきます。

Googleが求める質の高い記事の条件の一つが「情報の網羅性」にあるのですが、1記事でどこまで網羅するかは考えどころです。

今回の場合、サジェストキーワードに

●seo ライティング コツ
●seo ライティング 外注

というものがありますが、この2つのキーワードは同じ記事に入れるべきでしょうか?

これは人によって考え方は違うかもしれませんが、私はこの2つのキーワードは異なる意図で検索すると考えます。

見出しの作り方は超重要なので、こちらの記事で事例をあげて解説しています。

最終的にこの記事を書くために作成した見出し構成は次の通りです。

5.仮タイトル作成

見出しを決めて、コンテンツ設計ができたら、この段階で仮タイトルを決めておきましょう。

なぜ仮タイトルかというと、タイトルはWEBページの中でも最重要のものであり、コンテンツの内容を端的に表現するものなので、最後の最後に考えたほうが良いタイトルになりやすいという経験則があるからです。

じゃあ、仮タイトルなんか作らなくてもいいじゃないかと思われるかもしれませんが、ここで仮タイトルを作る意味は2つあります。

①記事の方向性を確認する

タイトルは羅針盤のようなものですから、その記事がどの方向に向かうかを示します。

仮にでもタイトルを考えることで、記事の方向を再確認できます。

②コンテンツ構成を自分の頭の中で整理する

タイトルの付け方は後述しますが、基本的には見出しに使用したサジェストキーワードを使って考えていきます。

このタイミングで仮タイトルを考えることで、先ほど作った見出しのつながりなどを自分の頭の中で整理できます。

6.本文作成

ここまでできたら、本文を作成していくのに時間はかかりません。

マインドマップで作成したコンテンツ構成を見ながら、各見出しごとに本文を執筆していきます。

7.リード文(導入文)作成

記事を読み進めてもらうために重用なのがリード文です。

リード文を見て、「自分の知りたいことがなさそう」と思われるとすぐに離脱されます。

リード文に必要な要素は「共感」と「期待」です。

導入部ですから、長くなっても離脱されます。短い文字数でいかに「共感」と「期待」を演出するか?

これができれば記事の滞在時間を伸ばせる可能性が高まり、結果として良質なコンテンツと評価=検索上位を獲得となります。

リード文の書き方についてはこちらの記事にまとめました。

8.タイトル決定

最後にタイトルを考えます。

記事を書くときにタイトルを先に作成する人が多いかもしれませんが、タイトルは最後に考えるほうがベターです。

理由は2つあります。

①内容とタイトルのミスマッチを防ぐ

記事の内容とタイトルにミスマッチがあると、読者は逆に不満を抱きます。

例えば、「SEOライティングのおすすめセミナー紹介」というタイトルに対して、内容がこの記事のようなものであれば、読者はすぐに離脱します。

もはやタイトル詐欺ですね。

最近はこのような記事が上位表示されることは少なくなりましたが、タイトルと内容がマッチしていない記事は存在しています。

このようなミスをしないためにも、コンテンツを作成した後にタイトルを正式決定することをおすすめします。

②WEBページにおいてタイトルは最重要

WEBページにおけるタイトルの役割は、Googleに内容を伝えることと、ユーザーにクリックしてもらうことです。

このうち、より重要なのはユーザーにクリックしてもらうことです。

検索結果の上位にいるほうが、ユーザーにクリックしてもらえる確率は高くなることは事実です。

しかし、検索結果1位の記事ではなく、2位、3位の記事を最初にクリックした経験はありませんか?

なぜでしょう?

タイトルを見て、直感的に「こっちの記事のほうが良さそう」と思ったからではないでしょうか?

つまり、タイトルによって、クリック率を高めることができるのです。

だからこそ、タイトルはコンテンツを作ってから考えたほうが、そのコンテンツの魅力をより伝えられるようになります。

SEOライティング・書き方のコツ

SEOライティングについて、具体的な書き方のコツを見ていきます。

タイトルの付け方

SEOライティングにおけるタイトルの重要性はすでに述べましたので、ここでは具体的なタイトルの付け方を解説します。

ここではポイントは3つあげます。

①ターゲットキーワードをできるだけ左側に含める

この記事のタイトルは最終的に「SEOライティングとは?初心者向け手順とコツ|検索1位への道」としました。

ターゲットキーワードは「SEOライティング」です。

目標キーワードをできるだけ左側に含めます。

そしてできるだけ、見出しで使ったサジェストキーワードも含めるようにします。

今回サジェストで含めたのは「とは」「初心者」「コツ」の3つです。

②文字数は30文字前後(60バイト)

タイトルの文字数は30文字以内が良いとされていますが、これはPCのブラウザで表示されるのが30文字程度だからです。

正確にいうと60バイトまで表示されます。(全角2バイト・半角1バイト)

スマホであれば35文字程度表示されます。

この記事はPCでは途中で切れてしまいました。

BtoB向けサイトであれば、PCで閲覧するユーザーが多いと想定されますので、できればキッチリすべてのタイトルが表示されるようにしたいです。

BtoCであれば、スマホのほうが圧倒的に多いと考えられるので、タイトル文字数は少し余裕をもって考えられます。

③未来を示す

タイトルの役割はユーザーにクリックしてもらうことです。

そのためには、検索ユーザーが検索窓に打ち込んだキーワードを入れる必要があるとともに、「この記事を読むとどうなるのか?」という未来をイメージできる言葉があるとベターです。

この記事では「検索1位への道」という部分で表現してみました。

ブラウザ上は「の道」が表示されていませんが・・・

これが記事タイトルをつけるときのポイントです。

しかし、最近は、タイトルにターゲットキーワードを入れなくても上位表示されている事例が散見されます。

BERTアップデート以降に、この傾向が顕著になってきました。

このあたりの事情と、さらに詳しいタイトルの付け方はこちらの記事で解説しています。

メタディスクリプションの書き方

メタディスクリプション(meta description)とは、検索結果に表示される記事の説明文です。

この部分です。

【PCの場合】

【スマホの場合】

PCなら100文字程度、スマホなら50文字程度表示されます。

metaとは、「高次の」「超えて」という意味があります。自分を客観視することを「メタ認知」と言ったりしますね。

descriptionとは「解説」という意味です。

したがって「meta description」とは、「全体を俯瞰したまとめ」という意味合いになるでしょうか。

メタディスクリプションはタイトルとともに非常に重要な要素です。

検索ユーザーはタイトルだけでなく、検索結果に表示されるメタディスクリプションも合わせてみて、クリックするかどうかを瞬時に判断しています。

では、メタディスクリプションには何を書けばいいのか?

ターゲットキーワード、サジェストキーワードを含めて、その記事の要約を書きます。メタディスクリプションを読んだだけで、その記事に何が書かれているかがユーザーにわかるようにします。

そしてクリックしたくなるような内容にします。

タイトルの付け方でも説明した通り、未来への期待を示すことでクリック率は高くなります。

「その記事を読んだらどうなるのか?」という未来をメタディスクリプションに書くのがおすすめです。

または、疑問文の形式も有効です。

・上位表示される記事とそうでない記事は何が違うのでしょうか?
・SEOライティングと通常のライティングの違いを知っていますか?

こんな感じです。

メタディスクリプションを書かなかったり、適当にしか書いていない記事も多いです。だからこそ、ここをしっかり書くことで他の記事と差別化することができます。

ただし、メタディスクリプションの記述がSEO上どこまで有効なのかはよくわかりません。なくてもいいかも・・・と最近思うこともあります。

Hタグの使い方

Hタグ(見出しタグ)について、Googleは次のように説明しています。

見出しタグはタグに囲まれているテキストをページ上の通常のテキストよりも大きく表示するため、ユーザーにとってはそのテキストが重要であるという視覚的な手がかりとなり、見出しテキストの下に続くコンテンツの内容について理解しやすくなります。

検索エンジン最適化(SEO)スターター ガイド

コンテンツの内容をGoogleに伝えるだけでなく、ユーザーの利便性を高めるためにも見出しタグは重要です。

Hタグを使うときに意識することは次の3点です。

①順番を間違えない

Hタグはh1~h6まであります。一般的にh1=大見出し、h2=中見出し、h3=小見出し、という構造になっています。

Hタグは使ってもh4までだと思います。そしてh1はだいたい記事タイトルになることが多いので、実質的にはh2からh4までを使うことが多いです。

そのとき、順番をしっかり守りましょう。

<h2>Hタグの使い方</h2>
 <h4>順番を間違えない</h4>

上記のような使い方はダメです。

h2の後は必ずh3です。

②サジェストキーワードをできるだけ含める

SEOライティングの手順のところで、見出し構成について書きましたが、見出しを作るときには、サジェストキーワードを含めることが、検索意図を満たすひとつのコツです。

見出しにはサジェストキーワードを入れるようにしましょう。

③長くなりすぎない

見出しに40~50文字使っている記事をたまに見かけますが、個人的には「美しくないな」と思ってしまいます。

SEO的にはおそらく問題はないと思いますが、自分がユーザーの立場に立った時に、見出しはコンパクトなほうがいいなと感じています。

Hタグの正しい使い方はこちらで詳しく解説しました。

共起語対策は必要か?

結論からいうと、わざわざ共起語対策を考える必要はありません。

なぜならGoogleは「単語ベース」から「文脈ベース」での理解を深めているからです。

そもそも共起語とは、ある単語と一緒に使われることの多い単語のことです。

共起とは

複数の言語現象が同一の発話・文・文脈などの言語的環境において生起すること。「しとしと」は「雨が降る」とは共起するが、「雪が降る」とは共起しないといえる。アメリカの言語学者ハリス(Z. S. Harris 1909~1992)の用語。

(引用:コトバンク

2~3年前に、共起語を盛り込んで記事を作成することで検索順位が上がったという話がよくありました。

しかし、2020年現在、共起語を無理に盛り込んだことで検索順位が下がったと報告する記事もあります。

理由は先ほど書いた通りです。

BERTアップデート以降、Googleはテキスト理解からコンテクスト理解へと進化してきています。

この傾向は今後も強まることはあっても、弱まることはないと考えます。

ユーザーの検索意図を考え抜き、徹底したリサーチを行ってコンテンツを作成すれば、共起語は自然と盛り込まれるはずです。

パーマリンクを適切に

これについては、正直なところ「おまじない」的なレベルの話です。

パーマリンクとは記事のURLのことです。

この記事で言えば、”https://domedi.jp/seowriting/”

パーマネント=恒久的な

という意味で、WEBサイトのページが増えても変わることがないのでパーマリンクと呼ばれます。

パーマリンクは、記事内容に関連した英数字にするというのが良さそうです。

ワードプレスの設定によっては、日本語で入力すると

”https://domedi.jp/seo%e3%83%a9%e3%82%a4%e3%83%86%e3%82%a3%e3%83%b3%e3%82%b0%e3%81%a8%e3%81%af%ef%bc%9f%e5%88%9d%e5%bf%83%e8%80%85%e5%90%91%e3%81%91%e6%89%8b%e9%a0%86%e3%81%a8%e3%82%b3%e3%83%84%ef%bd%9c%e6%a4%9c/”

このように、エンコード(別の形式に変換)されてしまい、訳のわからないURLになってしまいます。

”https://domedi.jp/seowriting/”

こちらの方がスッキリしていますね。

画像の重要性

2020年現在、Googleは画像に書かれた文字を認識しています。

例えば、この記事のアイキャッチ画像をGoogleドライブにアップロードして、Googleドキュメントで開いてみます。

ちょっと見にくいですが、画像の下にテキストが生成されています。

フォントによっては全く読み取っていないこともありますが、一般的なフォントであれば、ほぼ正確に読み取ってしまいます。

このようにGoogleの画像認識精度は恐ろしく進化しています。

今までは記事の中にイメージ画像として、内容と関係のない画像を配置している記事がたくさんありましたが、記事内容と関連性の低い画像掲載はマイナスになる可能性があります。

逆にいうと、内容と関連性の高い画像を作って掲載することで、プラス評価になる可能性があるということです。

それに、ユーザーにとっても、画像で説明されたほうがわかりやすいということもあります。

altの記述については、書いたほうがいいという人がほとんどですが、画像を読み取る精度が向上しているので、なくてもいいのではないかと私は感じています。

記事のオリジナリティを担保する方法

SEOライティングは、検索上位を獲得するために、検索意図を満たすことが目的です。

検索意図を満たすためには、検索意図を分析しなければなりません。

検索意図を分析するには、上位表示されている記事の分析をします。

上位表示されている記事
=検索意図を満たしている
=ユーザーがアクセスする

上記のような構図になっていると考えられるからです。

上位表示している記事が検索意図を満たしているのであれば、それらの記事に書かれている情報を網羅し、自分なりの切り口でまとめていくことがセオリーになります。

つまり、SEOライティングは、既存記事の焼き直しになってしまうリスクを持っています。

しかし、既存記事の焼き直しでは、ユーザーには価値がありません。

オリジナリティのない記事はグーグルにも評価されません。

では、オリジナリティを担保するにはどうしたらよいでしょうか?

それは、自分の体験談、自分なりの事例を盛り込むことです。

SEO分野の記事であれば、自分で実際にやってみたら、結果がどうなったのかをアクセス解析などを分析して事例として書けば、同じ事例など発生するはずもなく、完全にオリジナルな情報になります。

このように、自分なりの事例、体験談を掲載することで、記事のオリジナリティを担保することができます。

E-A-Tを高める

現在のSEOでは、「記事の質が重要」と言われますが、これは半分正解で半分間違っています。

”記事の質”だけでは上位表示されません。

正確にはE-A-Tの高いサイトで、質の高い記事が上位表示されます。

E-A-Tの高さと記事の質では、E-A-Tの高さの方が重要です。

E-A-Tについてはこちらの記事を参照してください。

E-A-Tとは、わかりやすく言うと、ドメインパワーとなります(正確には違いますが)。

現在のSEOでは、ドメインパワーが非常に重要です。

●ドメインパワーの高いサイトの低品質●●●な記事
●ドメインパワーの低いサイトの高品質●●●な記事

この2つの記事では、ほぼ前者が上位表示されます。

ドメインパワーを高める方法について、詳しくは先ほどの記事を読んでみてください。

ここでは、簡潔に2つだけ、ドメインパワーを上げる方法を紹介すると、

①ページランクの高いサイトからの被リンク
②サイトのアクセスを増やす

①はかなり難易度が高いです。被リンク獲得方法については、こちらの記事にまとめました。

関連記事

まずは「②サイトのアクセスを増やす」から地道に取り組んでいくのがいいでしょう。

そのためには、検索ボリュームは低くても、ライバルが弱く、上位表示できる可能性の高いキーワードで記事を書くことです。

キーワードの選定方法については、こちらの記事にまとめました。

SEOライティングのおすすめ本

SEOライティングについて理解を深めることのできる本を2冊紹介します。

沈黙のWebライティング —Webマーケッター ボーンの激闘—〈SEOのためのライティング教本〉


最新のGoogle対策! これからのSEO Webライティング本格講座

「沈黙のWebライティング」はかなり有名な本ですね。

2016年11月出版の本なので、SEO関連の本としては昔の本といってもいいと思いますが、内容が本質的なので今でも参考になる本です。

こちらは、記事の企画の作り方切り口の考え方について、多くの気付きをもたらしてくれます。

一方の「これからのSEO Webライティング本格講座」は2017年10月出版です。

BERTアップデート以前の内容なので、キーワード出現率などの部分でいささか通用しない情報もあります。

しかしこの本は、人間が目で見て理解する文章と、ロボットが理解できる文章の違いを分かりやすく説明してくれています。

WEBライティングに関する本のほとんどは、ユーザーに評価されるにはどうすればいいかということが中心になっています。

ところが、SEOで上位表示するためには、ユーザーにもGoogleのロボットにもともに評価されなければなりません。

この本はユーザーとGoogleのロボットの両方に評価される書き方の解説において、その深さとわかりやすさで他の本にはない価値を持っています。

例えば、H2の後にすぐH3を続けてしまうことがありますが、これもよくないということです。

こういう状態ですね。

見出しの後には必ずその見出しについての説明をpタグで行うのが良いということです。

このように、情報の深さにおいて他を圧倒する本です。

内部リンクによるまとめ記事作成

最後にSEO効果を高める内部リンクの使い方を説明します。

自社サイト内でのまとめ記事の作成という方法です。

現在のSEOは大手企業も参入し、コンテンツの質が数年前に比べて段違いに上がっています。

つまりライバルが強くなっており、単独の記事では上位表示できない傾向が強くなっています。

例えば、「不動産売却」というキーワードで上位表示を狙いたいというとき、1記事だけでは勝負になりません。

まずは不動産売却のサジェストキーワードで記事を作っていき、最終的にサイト内に不動産売却に関するまとめ記事を作るというイメージです。

サジェストキーワードだけでなく、LSIキーワードも考慮して、ユーザーが次に必要になる情報も記事にして内部リンクしましょう。

LSIキーワード

Google検索結果の下に表示されるキーワード。ある記事を見たときに、その記事の中に欲しい情報がなく、再検索されたキーワードが表示されることが多い。

再検索されないように、自サイト内だけで検索を完結させることができれば、自サイトのユーザー満足度は最大化されます。

サイト滞在時間も長くなるので、Googleからの評価も高くなります。

現在のSEOでは、ライバルの強いキーワードで勝負する場合、内部リンクによるまとめ記事作成は必須です。

数年前にNAVERまとめが検索上位を席巻した時期がありました。

まとめ記事というのは、情報を探す手間を省くという価値があります。

NAVERまとめには、「WEBノウハウ記事まとめ」など、あるテーマに関するWEB上のいくつかの記事をまとめて紹介するというような「まとめ記事」がたくさんあります。

確かに自分で情報を探す手間を省いてくれるという価値はあるのですが、すでにWEB上に存在する記事を集めただけで、オリジナリティはありません。

それが近年、NAVERまとめ記事の検索順位が下がった原因でしょう。このように他サイトの情報を集めただけのまとめでは評価されません。

それに結局他サイトにユーザーが流出してしまうわけですから、WEBで見込客を集めたいという企業サイトの場合には、このような外部サイトを集めたまとめは意味がありません。

まとめ

SEOライティングについて、手順と書き方のコツを中心に解説しました。SEOライティングのスタートは「検索キーワード」です。検索ユーザーが知りたいことを過不足なく満たすことが上位表示につながります。

通常のライティングとSEOライティングの一番の違いは「自分が書きたいことを書く」か「ユーザーが知りたいことを書く」かの違いです。

とても制約の多いライティング手法ですが、だからこそルールをきっちりと把握しておけば初心者でも検索ユーザーの役に立つ文章を書くことができるようになります。

検索ユーザーの役に立つ文章を書くことが、自サイトのアクセスアップにつながります。