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こんにちは。岡山市南倫理法人会の谷口です。

今日の経営者モーニングセミナー講師は、はなふさ歯科医院の法人マネージャー利武 りぶ祐美ひろみさんでした。

テーマは「素直さは最大の知性」。

アインシュタインの言葉だという説が有力のようですが、おそらくもっと昔から言われている言葉でしょう。

さて、今日のセミナーでは、社員を育てられる会社と、そうでない会社の違いについて深く考えさせられました。

繁栄する会社の条件として、「人を育てる」会社であることに異論を唱える人はいないでしょう。

しかし、現実は、「人が育たない」どころか、どんどん社員が辞めていく、という会社も多いのではないでしょうか。

そんな中、歯科医院としては異例の90名近いスタッフを抱え、しかも驚異的な定着率を誇るのが、岡山市南区を中心に展開する「はなふさ歯科医院」です。

今日の講師である利武さんは、はなふさ歯科医院の法人マネージャーを務められています。

会社において、「人を育てる」とはどういうことなのか、どうすれば「人が育つ」のか?

今日のセミナーはそのヒントが満載でした。

まずはセミナーの内容をまとめ、人が育つ会社と、育たない会社は何が違うのか、について考えてみます。

セミナーまとめ

ブルーハーツのファンだった学生時代

昭和54年生まれの利武さんは、ブルーハーツのファンとして学生時代を過ごし、「自分らしさ」が大切であるという価値観を持ちます。

学校を卒業して就職活動をしますが、うまくいかず、いろいろな仕事を経験しました。

あるとき、歯科医院で働く友人と話す機会がありました。

その友人がキラキラ輝いていてカッコいいと思い、歯科医院で働こうと思います。

はなふさ歯科医院との出会い

すぐにハローワークに行って、歯科医院の求人を探すと、ひとつだけ募集がありました。

それが、はなふさ歯科医院でした。

すぐに応募して、面接を受けに行きます。

すると面接官は、なんとその友人だったということで運命を感じます。

受付スタッフとして入社して、新人ながらさまざまな業務改革に取り組みます。

最初は保険証を確認するにも患者さんから怒られるというミスもあったそうです。

しかし、患者さんの名前を覚えて、人間関係を築き、業務改善にも成功します。

病気を患って、会社を辞めようと

その後、部署再編により新しい上司との出会いがありました。

仕事のやり方や、人としての在り方、仕事の楽しさを教えてもらいます。

その上司と理事長、そして面接をしてくれた友人から言われたことは断らないと決めたそうです。

順調に仕事をしていた利武さんですが、病気を患ったことで、会社を辞めようと思います。

しかし、時短勤務を勧められたことで仕事に復帰しました。

自分ではない誰かになろうとする

そして当時の上司が他院に異動になるということで、上司の後の部門長に就任します。

最初は「自分には無理だ」と思いながらも、言われたことは断らないと決めた人から言われたことなので即決したそうです。

しかし自分に自信のなかった利武さんは、「その上司のようになろう!」と、自分ではない誰かになろうと努力します。

でも、「~べき」で仕事をするのは辛いです。

仕事が楽しくなくなり、上司に相談します。

そのとき、上司は「利武さんらしさ」とは何か、について一緒に考えてくれました。

自分らしく働く

そして「誰に対しても公平なところ」が自分らしさであることに気付きます。

その後は自分の長所を伸ばそうという意識で、仕事に楽しさを取り戻しました。

朝礼やスタッフとのコミュニケーションで、「ハグ挨拶」などのアイディアを出して実行されているようです。

現在は法人マネージャーというリーダーの立場。

自分らしくない「強いリーダー」になろうとするのではなく、公平に、ひとりひとりに寄り添うリーダーとして、自分らしく仕事をされています。

仕事への充実感を感じるセミナーでした。

人が育つ会社と、育たない会社は何が違うのでしょうか?

経営者は社員を採用したら、社員を育てようとするはずです。

さまざまな取り組みをされるでしょう。

●外部講師を呼んで研修。
●会議・ミーティングの実施。
●飲み会・懇親会の開催。
●朝礼
●ありがとうカード
●誕生日会
●経営理念の唱和
●クレドづくり

いろいろやってもうまくいかない(人が育たない)という会社も多いのではないでしょうか。

人が育つ会社と育たない会社は何が違うのでしょうか?

会社の価値観に共感できる人を採用するというのは大前提です。

でも、立派な経営理念があっても、繁栄しない(人が育たない会社)はたくさんあります。

その違いは、「自分らしく働いている社員」がどれだけいるか、ということなのではないかと思います。

今の日本の会社で、自分らしく働くというのは、なかなか難しいことではないでしょうか。

それを許してくれる社長・組織は多くはありません。

社員は「給料は我慢料」と割り切っている人も多いような気がします。

そもそも、「自分らしい」とはどういうことでしょうか。

それは、「自分の価値感を大切にして、自分の意見を言う」ということでしょう。

そんなことができる会社は、なかなかないような気がします。

経営者の立場から考えると、

●社員の価値観を認める
●社員の発言を大切にする
●社員が発言しやすい環境を作る

ということになるでしょう。

(もちろん会社の理念に逸脱しない範囲で)

社長は相当、我慢が必要になると思います。

強いリーダーシップを持つ人なら「俺についてこい!」でやったほうが早いでしょう。

でも、社長に忠実なイエスマン集団と、ひとりひとりが自分の責任範囲においてリーダーシップを発揮する会社では、長期的なスパンで考えたとき、どちらが繁栄するでしょうか?

正解のない問題ではありますが、私自身は後者のタイプの会社により大きな価値を感じます。

少なくとも自分が従業員として働くなら、後者のタイプの会社を選びたいです。

社員が育つ会社というのは、社長が、ひとりひとりの価値観を認めることができる会社なんだろうなと思ったセミナーでした。

それがなければ、どんな立派な理念を作っても、ただの押し付けで終わるでしょう。

社長に最も必要なのは忍耐力?

次週モーニングセミナー予定

2021年3月3日(水)のモーニングセミナーは、株式会社日本農機代表取締役 杉本 直哉さんをお迎えします!

テーマは「純粋倫理と福神様」です。

岡山市南倫理法人会・経営者モーニングセミナーは毎週水曜日6:00~7:00に岡山県護国神社いさお会館で実施されます。

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朝日に輝く岡山県護国神社に早朝から訪れることで、良い1日になりそうです。

倫理法人会に興味を持っていただいた方は、お気軽に会場までお越しください。

そうそう、倫理法人会のことを調べて、「なんか怪しい団体じゃない?」と思った人はこちらの記事を読んでみてください。

倫理法人会は宗教だ!おかしい!怪しいという悪評に反論してみた