検索エンジンからのアクセスを集めることを目的として記事を書くなら、リライトは必須です。

SEO記事は書いてアップロードしたら終わりではなく、書いてからがスタートです。

SEO記事の最終目的は、狙ったキーワードで上位表示を達成することです。

そのためのリライトの方法について、考え方と手順を解説します。

リライトとは?必要な理由とSEO効果

具体的なリライトの方法に入る前に、この記事で説明するリライトとは何か、なぜリライトが必要なのか、SEOのリライト効果についてまとめます。

リライトとは?

rewrite(リライト)とは、デジタル大辞泉によると、次のように解説されています。

1 他人の原稿を書きなおすこと。また、ある文章を目的に合わせて書きなおすこと。「記事を放送用にリライトする」
2 あるプログラミング言語で書かれたソフトウエアを、別のプログラミング言語で書き換えること。古くなったコンピューターシステムの置き換えなどで行われる。

(出典:デジタル大辞泉

この中で、「ある文章を目的に合わせて書きなおすこと」というのが、この記事で説明するリライトです。

リライトというと、単語を入れ替えたり、文章の順番を入れ替えることだ、などと思っている人もいますが、まったく違います。

Googleからコピーコンテンツと評価されることを避けるための作業がリライトではありません。

そんな浅い話ではありません。

単語の入れ替え、文章の入れ替えなどという表面的(というより姑息)なテクニックをリライトと考えている人は、この記事を読んでも共感していただけないと思いますので、ここで離脱されることをおすすめします。

なぜリライトが必要なのか?

さきほど、リライトとは「ある文章を目的に合わせて書きなおすこと」と申し上げました。

ではリライトの目的とは何か?

それは「検索ユーザーの利便性を高めること」です。

利便性を高めるとは具体的には次のようなことです。

  • 知りたいことがすぐにわかる
  • 知りたいことをわかりやすく理解できる
  • 最新の情報が手に入る
  • 期待以上の課題解決法が手に入る

Googleが追究しているのは、検索ユーザーにとってより良い検索体験です。

検索ユーザーにより良い検索体験を提供できるコンテンツをGoogleが評価するのは当然です。

しかし、一発で最高の記事を書き上げるのは難しいです。

だからこそリライトが必要なのです。

リライトのSEO効果

リライトをして、コンテンツをユーザーニーズに最適化することで、検索順位の上昇というSEO効果が期待できます。

記事を書いてアップロードすると、何らかのキーワードで順位がつきます。

Googleには順位決定のためのアルゴリズムがあり、記事の評価指標は200を超えると言われています。

それらの指標に基づき、最初に順位がつきますが、そのあとも順位は変動を繰り返します。

なぜ変動を繰り返すかというと、検索ユーザーにより良いコンテンツを返すためです。

最初につく順位はおそらく機械的な指標によるものですが、その後はユーザーがどんな行動をするかによって、順位は変動します。

例えば、Aという記事よりBという記事のほうが、読者に長い時間読まれているから、Bという記事のほうがユーザーニーズを満たしているという具合です。

Aという記事に訪れたあるユーザーが、数秒でブラウザの戻るボタンをクリックし、別の記事を見た、という事実から、Aという記事はユーザーニーズを満たしていないと判断されることもあるでしょう。

このようにして複数のユーザー行動データが蓄積していくことで、コンテンツの評価が決まっていきます。

リライトすることで、ユーザーが求める内容とコンテンツをマッチさせることで、ユーザー行動が良質なものになります。

すなわち、記事滞在時間が長くなる、1セッションあたりのPVが増える、再検索しない、ということです。

このようなコンテンツを作ることができれば、検索順位は上昇して、アクセスアップという効果を手にすることができます。

リライトの方法とコツ

ここからは、どのようにリライトをしていくのかについて具体的な手順と考え方について説明します。

リライトのコツ

まずはリライトをするときのコツについて簡単にまとめます。

下記の点を意識するのがリライトのコツです。

  • 見やすくする
  • 読みやすくする
  • ライバル記事との差分を考える

それぞれ説明します。

見やすくする

WEBぺージは読むものではありません。見るものです。

自分が読者の立場になるとわかりますが、WEBぺージを最初から最後まで一字一句もらさずに読み込むという人はいないでしょう。

検索結果からクリックした記事を読むときの行動は次のようなパターンが多いです。

リード文と目次を見て、自分が必要としている情報がありそうか判断する
 ↓
ざっとスクロールして、見出しを目に入れていく
 ↓
気になった部分から読む、もしくは良さそうな記事だと思ったら最初に戻って読む

スクロールしながら、読む価値があるかどうかを無意識のうちに判断していると思います。

そのときに、改行されないテキストが延々と続いていたり、画像が何もなかったり、見出しが長くてわかりにくい、といったことがあると、内容がどんなに素晴らしくても、多分読みません。

WEBぺージは読まれる前に、見られているということを意識する必要があります。

  • 適度な改行
  • 写真やイラストの挿入
  • 見出しだけで流れがわかる構成

上記のようなことを意識する必要があります。

読みやすくする

ざっとスクロールして、この記事は読んでみようと思ってもらっても、その次の関門があります。

読みやすくなければ、読者はすぐに離脱します。

具体的には、次の点を意識すると読みやすくなると思われます。

  • できるだけ1文を短くする
  • 同じ文末を何回も続けない(~です。~です。~です。)
  • 1文と次の文が論理的につながっている
  • 漢字とひらがなのバランス
  • 専門用語には注意書きをつける
  • 図やイラストで視覚的に理解してもらう
  • 箇条書きを使う

ライバル記事との差分を考える

SEO的にはリライトにおいて最も意識するべき点は「ライバル記事との差分を考える」ということです。

あなたの記事が1位でないなら、ライバルに何かしらの点で負けているから。

ライバル記事と比べて、何が足りないのかをあらゆる視点で考えて仮説を立てて検証することがリライトにおいて最も重要な点です。

ライバル記事との差分を考えることなく、いくら見やすく、読みやすくしても、上位表示につながる可能性は低いでしょう。

どのような視点で差分を考えればよいかというと主に次のような点です。

  • 情報量(文字数・見出し数)
  • 画像の枚数
  • 内部リンク数
  • ドメインパワー
情報量(文字数・見出し数)

文字数は多ければよいというものではありません。

数年前までは文字数の多い記事が上位表示される傾向がありました。

そのため検索意図とは無関係な意味のない文章で文字数を水増しするような記事も散見されるようになりました。

今はGoogleのAIが進化して、文脈をある程度理解できるようになってきているので、文字数は以前ほど重視されなくなってきています。

2位の記事が1万文字なのに、1位の記事は3,000文字というキーワードもよく見かけるようになりました。

例えば、「看板 集客」というキーワードの場合、4位の記事は9,000文字ですが、1位の記事は2,500文字ほどです(2020年10月現在)。

このように文字数が多ければ有利ということはなくなってきています。

また、見出しの数(Hタグの数)も多ければよいというわけではありません。

見出しには必要なキーワードを入れつつ、見出しをみただけで全体の流れがわかるように構成することが重要です。

見出しの重要性・具体的な使い方について詳しく知りたい場合は、下記の記事を参考にしてください。

1記事で提供する情報量は、検索ユーザーの顕在ニーズと潜在ニーズを過不足なく満たすことを考え抜かなければなりません。

画像の枚数

画像の枚数でライバルに負けていないかも大切なチェックポイントです。

画像といっても、イメージ写真のようなものではありません。

コンテンツに関連した、コンテンツの理解を助けるための写真やイラストです。

Google画像検索が機能している以上、Googleが画像に何が映っているかを理解していることは明白です。

さらに、特殊なフォントでなければ、画像内の文字を読み込めるようになっています。

画像の重要性については、下記の記事で解説していますので、読んでみてください。画像内の文字の読み取り精度には驚きます。

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テキストより画像・イラストのほうが視覚的に理解できるので、ユーザーにとってもメリットが大きいです。

Googleも画像を評価している以上、画像はライバルよりも枚数を多くするのが良いと思われます。

面倒くさいですけどね。でもSEOって面倒くさいことやった者勝ちという側面があることは否めません。

画像も素材ではなく、またただ撮っただけの写真でもなく、自分で加工した画像のほうがいいのではないかと思います。

検索リテラシーの高いユーザーであれば、WEB上に落ちている無料素材が使われていると見抜きますからね。

いかにも素材集という下記のような写真ではなく

読者の理解を助ける画像を自分で作ることをおすすめします。

こんな感じで。

内部リンク数

現在のSEOでは、1記事で勝負するよりも、関連する記事をサイト内にまとめたコンテンツグループで勝負するほうが有利になっている気がします。

単純にいうと、1記事で何もかも網羅して2万文字の記事を書くのではなく、2,000文字の記事を10記事作って、サイト内にまとめ記事を作るイメージです。

1記事で検索ニーズを満たすのではなく、サイト内の複数記事を遷移してもらうことでサイト滞在時間が伸びてサイトの評価が高まるという効果が期待できます。

ワードプレスのデフォルト機能やプラグインで表示させた機械的な内部リンクではなく、ユーザーの検索体験をより良いものにするための内部リンクがライバル記事に何本設置されているかというのも注目ポイントです。

ドメインパワー

これはリライトの手順には関係ありませんが、ドメインパワーも一応意識しておいたほうがいいでしょう。

現在のSEO環境ではドメインパワーは上位表示に非常に大きな影響を与えています。

極言すれば、コンテンツの中身よりもドメインパワーのほうが上位表示には重要な要素と言えます。

ドメインパワーをすぐに高めることは難しいですが、ライバル記事のドメインパワーがどの程度なのか、自ドメインとどれくらいの差があるのかは把握しておいたほうがいいでしょう。

ドメインパワーについては、下記の記事を参考にしてください。

リライトするタイミング

1ヵ月前に書いた記事の検索順位が上がらないという理由でリライトをするのは非効率です。

その記事がGoogleから正当な評価を受けるまでには3~4か月かかるからです。

ここでは、リライトをするタイミングについて、次の5つの視点を持つことをおすすめします。

  1. ドメイン運営歴
  2. サイト内記事数
  3. 記事アップロード後4ヵ月
  4. 検索順位が下落
  5. 情報が古くなった

ドメイン運営歴

ドメイン運営歴が半年未満の場合は、記事をリライトしてもSEO的には意味はありません。

取得したばかりのドメインでは、どんなに良質な記事を書いても、上位表示されません。

ライバルの弱いキーワードでも2~3ヵ月、ライバルが強ければ1年以上かかることもあります。

ちなみにこのサイトでは「IREP法」というキーワードで1位になった記事があります。

このドメインは2020年7月1日に取得して、「IREP法」の記事は2020年7月15日に公開しました。

7月26日に26位に初登場。9月23日に1位になりました。

ただし、「IREP法」というキーワードの検索ボリュームは月間10です。

実際に直近1ヵ月のアクセスは20です。

この程度のキーワードであれば、2ヵ月ほどで1位になることも可能ですが、検索ボリュームが1,000を超えるようなキーワードであれば、半年から1年は必要でしょう。

サイト内記事数

これはあくまで目安ですが、サイト内の記事数が50記事程度になるまでは、リライトをするのは効率が悪いと感じます。

正確にいうと、記事数が問題なのではなく、ドメインパワーが問題になります。

ドメイン運営歴が半年以上、サイト内記事数が50記事以上になってくると、そこそこ戦えるドメインになってくるのではないかという感覚的なものです。

ドメインパワーを上げるために何が必要かは、下記の記事で解説しましたが、簡単にまとめると①被リンク、②サイトへのアクセス数となります。

ある程度のアクセスがなければ、ユーザーがそのサイト内でどのような行動をしているかのデータが蓄積できないため、Googleもサイトの評価ができません。

ユーザー行動データを蓄積するための、時間と記事数が必要になるということです。

記事アップロード後4ヵ月

これもドメインパワーによるのですが、記事が正当な評価を受けるまでには3~4ヵ月かかります。

ドメインパワーが強ければ、1週間で1位を取るということもあり得るのですが、基本的には検索順位が上がらなくても、3~4ヵ月は様子を見たほうがいいでしょう。

4ヵ月経っても検索順位が上がってこないとき、リライトを考えてみるといいかもしれません。

検索順位が下落

検索順位が下落したときもリライトのタイミングですが、大幅に下落した場合と、小幅な下落では考え方が異なります。

大幅な下落の場合

検索順位が大きく下落したときも、2週間から1ヵ月は様子を見たうえで、順位が落ちたままであればリライトを考えます。

近年のGoogleはアルゴリズムを3ヵ月程度で更新しています。

そのタイミングで順位が大きく変動することが多いのですが、中にはGoogleのミスによって順位がおかしくなることもあります。

ですので、検索順位が大きく下落しても、慌てずに2週間から1ヵ月程度は様子を見ます。

それでも順位が回復しないときは、検索意図が変化して、記事がユーザーのニーズを満たさなくなったことが考えられます。

あらたに検索意図を調査しなおして、リライトする必要があります。

5~10位程度の下落の場合

下落幅が小さい場合は、ライバル記事に負けている可能性が高いです。

自分の記事と比べて、ライバル記事のどこが優れているのかを分析して、ライバル記事を超える満足度をユーザーに提供する必要があります。

リライトするべき記事の選定方法と使用ツール

サイト内に記事が増えてきても、理想はすべての記事をメンテナンス(リライト)して情報の鮮度を保ち、検索意図の変化にも対応していくことです。

しかし、リライトの費用対効果を高めるためにも、どの記事をリライトするかという優先順位をつけることが必要になります。

ここから、リライトするべき記事の選定方法と使用ツールをお伝えします。

リライト記事の選定基準

選定基準は次の2点を満たす記事です。

①検索順位6位~20位(1ページ目後半から2ページ目)
②適度な検索ボリュームがある

①検索順位6位~20位

検索順位20位以内に入ってこない記事は、Googleからの評価が低い記事です。

ドメインパワーが低い場合は、良質なコンテンツであっても、競合が強いキーワードの場合、なかなか20位以内に入ってきません。

まずは20位以内に入っているキーワードの記事をリライトによって検索順位を上げることでアクセスを増やすようにしましょう。

アクセス数は検索順位によって変わってきます。

2020年7月にSISTRIX社が公開したの検索順位別クリック率データは下記のようになっています。

(出典:SISTRIX

これを見るとわかる通り、10位の記事を3位まで引き上げることができれば、アクセス数は4倍以上になります。

同じ1ページ目の記事でも、平均的にこれだけの差があります。

6位の記事を3位にできれば、アクセスは2倍になります。

これが2ぺージ目の記事となるとクリック率はさらに低くなりますので、検索順位を上げることが、いかにアクセスの増加をもたらすかがよくわかります。

②適度な検索ボリュームがある

検索ボリュームがないキーワードで1位になってもアクセスは集まりません。

逆に検索ボリュームが大きいキーワードはライバルも多く上位表示が難しい場合が多いです。

適度な検索ボリュームとは、具体的な数字でいうと、月間100以上というところですが、これはドメインパワーによって変わってきます。

ドメインパワーが強ければ、月間検索ボリュームが100程度のキーワードであれば、すぐに上位表示できてしまいます。

”適度な”というレベルはドメインパワーによって変わるということです。

使用ツールはサーチコンソール

サイト内でどの記事からリライトするかを選定するために最も有用なツールがサーチコンソールです。

サーチコンソールをサイトに導入していない場合は、必ず導入することをおすすめします。

サーチコンソールの導入方法や使い方については、下記の記事をご覧ください。

サーチコンソールは、Googleアナリティクスとともに、使い方によってはアナリティクス以上にWEBサイト、WEBぺージの改善に役立つツールです。

関連記事

サーチコンソールの導入方法と効果的な使い方|どこをどう見るべき?

では、具体的にサーチコンソールでリライト記事の選定を行ってみます。

本来はこのサイトのデータでやりたいところですが、サイト開設から4ヵ月ほどで、まだデータが不十分なので、過去に作った他のサイトを事例として解説します。

リライト記事の選定方法

①サーチコンソールにアクセス

②左側メニューから「検索パフォーマンス」を選ぶ

③日付タブをクリックして「過去28日間」を選ぶ

④右上のエクスポートから「Excelとしてダウンロード」をクリック

⑤エクセルシートの下のタブから「クエリ」を選択

⑥「クエリシート」を掲載順位で昇順に並べ替え

⑦掲載順位6~20位のキーワードのみコピペで別シートへ

⑧別シートに移したデータを改めて「表示回数」降順で並べ替え

⑨表示回数が多いキーワードの記事からリライト

今回の例でいうと、キーワード「裏拳」で表示される記事は、平均掲載順位が8.74位、表示回数1040回、クリック数が2となっています。

過去28日間の表示回数が1040回ですから、月間検索回数1,000以上とまずまずボリュームのあるキーワードです。

実際にGoogleで「裏拳」と検索すると、2020年10月現在では8位で1ぺージ目にいます。

このキーワードで、3位まで持っていければアクセス3倍、1位になればアクセス7倍が期待できます。

検索順位が1ページ目の後半から2ぺージ目にある記事は、ある程度評価されている記事です。

上位表示されている記事と自分の記事は何が違うのかを分析してリライトします。

具体的なリライトの手順

リライトするべき記事の選定が終わったら、上位表示に向けて実際に記事をリライトしていきます。

そのときの具体的な手順を解説します。

大きな流れは次のようになります。

  1. 検索意図(顕在ニーズ・潜在ニーズ)の確認
  2. ライバル記事の分析
  3. 見出しの見直し
  4. テキストの見直し
  5. 画像の見直し
  6. タイトルの見直し

それぞれ説明します。

検索意図(顕在ニーズ・潜在ニーズ)の確認

リライトは何のために行うかというと、検索順位を上昇させてアクセスアップするためです。

そのために最も重要なのが、ユーザーの検索意図を満たすこと。

ユーザーが検索して知りたいこと(顕在ニーズ)を過不足なく提供し、自分でも気づいていない欲求(潜在ニーズ)を満たすということです。

検索意図を把握する手順は次の手順で行います。

検索意図を把握する手順

マイクロモーメントの把握
 ↓
関連キーワード・複合キーワードをチェック
 ↓
SERP(検索結果画面)の分析

検索意図は時間の経過とともに変わることがあります。

例えば、iPhoneが登場したばかりの頃は、「iPhone」と検索した人の検索意図は「iPhoneって何だ?」ということだったでしょう。

でも現在では「iPhone」と検索する人の検索意図は多くの場合、「iPhoneの最新機種を知りたい」ということかもしれません。

このように同じ検索キーワードでも、時間の経過とともに検索意図は変化していきます。

検索意図の変化に自分の記事が対応できないと、検索順位は下落します。

ユーザーから求められない記事は検索順位が下落していくのです。

検索意図の分析方法については、下記の記事で解説していますので、よかったら読んでみてください。

ライバル記事の分析

リライトをする際にライバル記事の分析する視点は、自分の記事との差分です。

この記事の「ライバル記事との差分を考える」の項目で書いた通り、下記の項目を中心に分析していきます。

  • 情報量(文字数・見出し数)
  • 画像の枚数
  • 内部リンク数
  • ドメインパワー

見出しの見直し

自分の記事とライバル記事の情報量を比較するときに、注目したいのが「見出しの数」です。H2、H3、H4まで比較することをおすすめします。

さらに見出しの何を見るかというと、見出しに使われている関連キーワード・複合キーワードの内容です。

あまり良い例ではないのですが、この記事で事例として取り上げた「裏拳」というキーワードの記事をリライトするとしたらということで考えてみます。

【初心者向け】空手の裏拳のコツ【組手で強くなる練習】

マイクロモーメントの捉え方からしてズレているし、ふざけたイラスト使っているダメダメ記事なのですが。

「裏拳」とGoogleで検索すると動画枠が出てきます。

ユニバーサル検索も「画像」「動画」の順になっています。

つまり「裏拳」というキーワードはビデオキーワードであり、写真や動画で確認したいというニーズを含んだキーワードということです。

リライト以前に解説動画を作ったほうが良いということになりますが、あえて記事のリライトをするならということで、見出しに注目してみましょう。

私が書いた記事の見出しは次の通りです。

h2:裏拳の手順
h2:裏拳のコツ
 h3:狙うべきポイントは顎(あご)かこめかみ
 h3:肘のスナップをきかせる
 h3:打ち手をしっかり戻す
h2:組手の試合では

一方、2020年10月現在、「裏拳」で1位はウィキペディアです。

h2:使用部位
h2:技の出し方
h2:技の使用の実際
h2:裏拳打ちの応用
 h3:伝統派の空手、中国武術等
 h3:旋回裏拳
h2:関連項目

この見出しを見比べると、次のような仮説を立てることができます。

・体のどの部分を使うかの解説が必要なのではないか?
・応用技の情報を付け加えたほうが良いのではないか?

テキストの見直し

2020年現在のSEO環境では、以前ほど文字数が影響を与えることはなくなってきましたが、単純に考えると文字数が多いと情報量も多いということになります。

私の記事の文字数は994文字。1位のウィキペディアの記事の文字数は1952文字。

2倍の差がありますので、伝えるべき情報量が足りないということが考えられます。

内部リンクの見直し

1記事の文字数が少なくても、内部リンクで記事グループを作れば、記事グループ全体での情報量は多くなります。

現在は長文記事よりも、内部リンクによる記事グループのほうがSEO的に有利なキーワードが増えてきているように感じます。

ウィキペディアが強いのは、内部リンクの数がハンパなく多いことも理由のひとつです。

ウィキペディアの場合は、無駄に内部リンクが多すぎる気もするのですが、圧倒的な記事数と運営元の信頼性によってドメインパワーが高いのでしょう。

話がそれましたが、ライバル記事と内部リンクにおいて差があるようなら、同じような記事構成にしてみることもリライトの視点のひとつです。

画像の見直し

画像の重要性についてはこちらの記事でも解説しましたが、Googleは画像内の文字を読んでいます。

もちろん画像に写っている物体も認識しています。

つまり、記事の内容と関係ないイメージ写真のようなものは、意味がないということです。

記事の内容をわかりやすくまとめたイラストなど、そのような画像が求められます。

タイトルの見直し

見出しとテキストを見直すと、結果的にタイトルを見直したほうがよい場合があります。

例にあげた【初心者向け】空手の裏拳のコツ【組手で強くなる練習】という記事の場合、ライバル記事のタイトルを見ると、「裏拳」ではなく「裏拳打ち」に変えたほうが良いのではないかということに気付きます。

まとめ

リライトはこうすれば成功するという法則はありません。

仮説と検証の繰り返しです。

ライバル記事との差分を考え、ライバル記事以上にユーザーを満足させるにはどうすればよいかを考えて、とりあえずリライトしてみる。

ダメなら、違う仮説を検証する。

この繰り返しです。

狙ったキーワードで1位になるということは、日本で一番読者を満足させているということです。

気分いいです。

最初に書いた記事のまま、リライトすることなく1位になることもありますが、競合の強いキーワードではリライトは必須です。

競合が強いキーワードというのは、それだけ集客につながるキーワードであり、誰もが狙ってきます。

後発の記事に追い抜かれることもあります。

上位を譲らないためにも、重要な記事は定期的に、ライバル記事の動向をチェックしておくことも必要です。