「オイ、また出たか」というくらい執拗に追いかけてくるリターゲティング広告。
ウンザリする人もいれば、単純接触効果が発揮されて、気になってクリックする人もいるでしょう。
そんなリターゲティング広告ですが、リマーケティング広告という人もいます。
何が違うのでしょうか?
今回は、リターゲティング広告とリマーケティング広告の違い、これらの広告は効果があるのか、ということについてみていきます。
リターゲティング広告とリマーケティング広告の違い
リターゲティングとリマーケティングは基本的に同じ仕組みです。
何が違うかと言うとサービスの提供元。
Googleが提供⇒リマーケティング広告
Yahoo!JAPANが提供⇒サイトリターゲティング広告
またFacebook広告も同じような機能がありますが、Facebookはリターゲティングという名称です。
リターゲティング広告のメリット
1度自社サービスに接触したことがあるため、全くの新規ユーザーよりコンバージョンする確率が高い
ザイオンス効果(単純接触効果)も期待できる
こんなメリットがあります。
ザイオンス効果なんて、人によってはデメリットに感じるかもしれませんが。
リターゲティングのデメリットとは?
コンバージョンが高く、ユーザーに継続的なアプローチができるリターゲティング広告にもデメリットはあります。
先ほども書いた通り、ストーキングされていると感じる人もいるということがひとつ。
商品だけでなく、その会社に対しての不信感につながる可能性もあります。
もうひとつは、一定数以上のリストがないと配信できないこと。
リターゲティング広告を配信するためには、配信先となるユーザー数が一定数以上必要です。
Googleの場合最低100、Yahoo!の場合は1,000必要です。
この数値を下回る場合や、ギリギリしかない場合は配信できなかったり、配信できたとしてもほとんど見られないということになります。
リターゲティング広告の効果
デメリットのところで、単純接触効果が逆に働くこともあると書きましたが、全般的にはリターゲティング広告は効果を感じることのほうが多いようです。
検索連動型広告(キーワード広告)に比べて、クリック単価は低くなることが多いです。
CPAは商品・サービスによっては検索連動型広告のほうが良くなる場合もあります。
リターゲティング広告だけ、検索広告だけ、というふうに何かに偏るのではなく、広告もヘッジすることが必要です。