リスティング広告では、効果を測定するために「タグ」と呼ばれるコードをWEBサイトに設置する必要があります。
タグは大きく2つです。
コンバージョン計測用のタグとリマーケティング用のタグです。
リマーケティング用のタグについては、こちらの記事でゼロから設置する手順を解説しています。
ここでは、もうひとつのコンバージョン計測用のタグについて解説します。
コンバージョン計測用のタグは、通常Thanksページといわれるページに設置します。
購入した後や、登録した後に表示されるページです。
こんなぺージ

このページにたどり着いた人=コンバージョンした人として計測します。
コンバージョン計測用のタグを設置しなければ、リスティング広告の費用対効果の検証ができません。
必ず設置するべきタグです。
ここでは、Google広告でコンバージョンタグを発行し、タグマネージャーに設置する手順を解説します。
コンバージョンタグを設置する手順
Google広告管理画面での作業
まずはコンバージョンタグを発行しましょう。
1.Googleアドワーズの管理画面にログインして、「ツールと設定」から「コンバージョン」をクリックします。

2.コンバージョンアクションの画面で「+」マークをクリック

3.コンバージョンを測定したい媒体を選択します。今回はウェブサイトです。

4.コンバージョンアクションを作成します。

カテゴリには次のようなものがあります。最適なものを選びましょう。

今回は「お問い合わせ完了」をコンバージョンとして、「お問い合わせ完了ぺージ」のページビューがあればコンバージョン発生とします。
したがって、カテゴリは「ページビュー」にします。
コンバージョン名は、あとから見たときにわかりやすいものにしましょう。
値はお好みで設定します。
今回は「問い合わせ完了」がコンバージョンなので、価値は同じです。
金額は適当。
カウント方法は、見込客の獲得が目的なので「初回のみ」に設定。
あとは、デフォルト設定のままで大丈夫です。
最後に画面下の「作成して続行」をクリックします。
5.タグを設置します。
コンバージョンタグを設置する方法は2種類あります。
①タグマネージャーに設置する方法
②WEBぺージに直接設置する方法
今回はタグマネージャーを使って設置します。

「Googleタグマネージャーを使用する」をクリックすると、次のような画面になるので、コンバージョンIDとコンバージョンラベルを控えて、「次へ」をクリックします。

「完了」をクリックして、タグマネージャーの管理画面にいきましょう。

Googleタグマネージャーでの作業
1.新しいタグを追加します

2.Google広告のコンバージョントラッキングを選択します。

3.さきほど控えたコンバージョンIDとコンバージョンラベルを入力します。そしてわかりやすい名前をつけておきましょう。

4.次にトリガーを設定します。

「ページビュー」をトリガーにしたいのですが、表示されていない場合は、右上の「+」マークをクリックして、「ページビュー」を選択します。

トリガー発生の条件を設定します。
Page URL ⇒ 等しい ⇒ ThanksページのURL を入力します。

「保存」をクリックして、トリガーに名前をつけます。
再度保存をクリックします。
以上で設定完了です。
指定したThanksページのURLが読み込まれるたびにタグが作動して、Google広告でコンバージョンの確認ができます。