SEOキーワードの選定方法を次の手順に従って解説します。

またそれぞれの段階で有用なツールの紹介ともに、キーワード選定のコツをお伝えします。

しかし、キーワード選定をする前にもっと重要な「考え方」について解説します。

キーワード選定はツールを使って機械的に行うこともできますが、「考え方」を理解していないと成果(アクセスアップ・コンバージョン)につながりません。

WEBに記事を投稿する目的は多くの場合、コンバージョンでしょう。

趣味のブログであればコンバージョンは必要ありませんが、多くの人は商品・サービスの販売であったり、メールアドレスの獲得であったり、広告のクリックであったり、WEBページを読んでもらうこと自体が目的ではないはずです。

SEO記事でコンバージョンを達成するには、次のステップが必要です。

1.キーワード選定
2.コンテンツプランニング(リサーチ)
3.記事作成
4.順位チェック
5.リライト
6.上位表示
7.アクセス発生
8.コンバージョン

キーワード選定が起点になります。入口です。

入口を間違えれば、行きたい場所には到達できません。

最初の入り口であるキーワード選定を間違えると、目的とするコンバージョンは達成できないでしょう。

それだけキーワード選定はSEO記事にとって重要です。

キーワード選定に失敗しないためにも、まずは「なぜキーワード選定が重要なのか?」という考え方からお読みください。

キーワード選定についての考え方なんて当然理解しているという方は、「キーワード選定4つの手順とコツ」からご覧ください。

なぜキーワード選定が重要なのか?

キーワード選定方法やコツを解説する前に、「なぜキーワード選定が重要なのか?」ということについて、次の4つの視点から説明します。

①何のためにキーワード選定をするのか?
②記事を書く目的は何か?
③そもそも検索キーワードとは何か?
④キーワード選定を間違えるとどうなるか?

では、それぞれ見ていきましょう。

何のためにキーワード選定をするのか?

まず意識しておきたいのは、「何のためにキーワード選定をする必要があるのか?」ということです。

キーワード選定なんかしなくても、書きたいことを書きたいようにブログ記事を書いてもいいのではないでしょうか?

それなのになぜキーワード選定をするのか?

それは検索エンジン(自然検索)からアクセスを集めるためです。

WEBに記事を書いてアクセスを集めるルートは大きく4つあります。

アクセスを集めるルート1.自然検索

何らかのキーワードで検索して記事にたどり着く場合。サイト名や商品名などの指名検索も含まれる。

<特徴>

上位に表示されている間は安定して流入があります。検索ボリュームの大きいビッグキーワードで1位になれば、1記事だけで月間10万PVということもあり得ます。

しかしGoogleというプラットフォームに依存している以上、Googleのアルゴリズムアップデートで順位は大きく変動するリスクがあります。

サイト名などの指名検索は比較的アップデートには影響されにくいと言えます。

アクセスを集めるルート2.SNS

Facebook、twitterなどのSNS経由でWEBサイトやWEBページに訪れる場合。

<特徴>

いわゆる「バズる」というのは、SNSで記事が拡散された場合のことです。一気に大量のアクセスが集まりますが一瞬で終わります。

1日で1万PV集めたかと思ったら、次の日は10PVということもあります。

SNSでアクセスを集める戦略であれば、キーワード選定をする必要はありません。

バズりやすい記事を書くことが目標になります。

アクセスを集めるルート3.広告

キーワード広告、SNS広告、ディスプレイ広告などから。

<特徴>

お金でアクセスを買うということです。商品販売ページなどでコンバージョン率がわかっている場合は、どんどん資金をつぎ込んでマネタイズすれば良いと思います。

広告を出したら反応を見ながら記事の表現や写真や色などを微修正していきながら最適化していくことが重要です。

アクセスを集めるルート4.ダイレクト

ブックマーク、URL直打ち、メルマガ、QRコードなど。

<特徴>

ダイレクト流入が多いサイトというのは、一言でいうとファンの多いサイトと言えます。

Google、Facebook、twitterなどのプラットフォームに依存しないので理想の流入元です。

ダイレクト流入の比率を増やしながら、総アクセスを増やしていくというのが理想的です。

上記4つの流入元のうち、検索エンジン(自然検索)からアクセスを集めようと思ったときに、キーワード選定が重要になります。

以降は、検索エンジンからアクセスを集めるということを念頭に置いて記事を進めていきます。

そもそも検索キーワードとは何か?

WEBページを作る側の立場では、検索エンジンからアクセスを集めるための起点になるのが検索キーワードです。

一方、検索をするユーザーの立場では、検索キーワードとは質問です。

検索キーワードの本質は「質問」なのです。

ユーザーは自分の課題を解決するために、検索エンジンに質問をしています。

●渋谷 ランチ おすすめ → 渋谷でおすすめのランチの店を知りたい
●Amazonのサイトに行きたい → アマゾン amazon
●家でできる筋トレメニューを知りたい → 筋トレ 自宅

ユーザーは質問をしているのですから、ユーザーが満足する答えを返してあげるのがSEOライティングの基本中の基本です。

検索キーワードの本質がユーザーからの質問であるということを忘れると、「筋トレ 自宅」と検索している人に向けて、次のような内容の記事を書いてしまうかもしれません。

筋トレは自宅でひとりでやっても効果が上がりにくいので、パーソナルトレーニングジムに通うことをおすすめします。

数年前まではタイトルや見出し、本文にキーワードをたくさん詰め込むだけで上位表示された時代もありましたが、現在は無理です。

ユーザーからの質問に対して、ユーザーが期待していた以上の答えを返す記事でなければ上位表示できません。

検索キーワードの本質は、ユーザーからの質問であることを決して忘れてはいけません。

キーワード選定でよくある2つの失敗

検索キーワードの選び方を間違えると、目的とするコンバージョンを達成することはできません。

キーワード選定に失敗しないために、よくある2つの失敗について解説します。

2つの失敗とは以下の通りです。

●検索されないキーワードを選ぶ
●勝ち目のないキーワードを選ぶ

それぞれ説明します。

検索されないキーワードを選ぶ

検索されないキーワードで記事を書いてもアクセスは集まりません。

以前書いた記事の失敗例を紹介します。

「メンタル 強化 ビターチョコレート」で検索すると、私が2年ほど前に書いた記事が1位にいます。

しかし、この記事は直近1ヵ月で2PVです。

しかも検索流入は0で、内部リンクでの閲覧が2ということです。

まったく検索されていないということです。

検索されないキーワードで記事を書けば簡単に上位表示できます。

しかしアクセスはありません。

言い訳をすると、「メンタル強化」に関する記事をたくさん書いて、内部リンクでコンテンツグループを作り、最終的に「メンタル強化」で上位表示できるかなと思ったのですが、中途半端に作ってしまったので全然ダメでした・・・

このように検索ボリュームのないキーワードで記事を書くという失敗が、よくある失敗の一つ目です。

勝ち目のないキーワードを選ぶ

よくある失敗の二つ目が、勝ち目のないキーワードを選ぶことです。

勝ち目があるかどうかの判断というのは難しいです。

同じキーワードでも、人によって勝算が変わるからです。

「人によって」というよりは「ドメインによって」というほうが正しいかもしれません。

2020年現在のSEO環境はEATが重視されています。

ごく簡単に言うと、低評価ドメインの高品質記事よりも、高評価ドメインの低品質記事のほうが上位表示されやすいということです。

ドメインを武器だと考えると、どんなに優秀なパイロットでもゼロ戦では、平凡なパイロットが操る最新の戦闘機には勝てないでしょう。

それと同じです。

勝ち目がないキーワードというのは、ドメインパワーによって変わってきます。

例えば、最難関キーワードの一つである「クレジットカード」というキーワードで考えると、今から個人が新しいドメインを取得してサイトを作っても上位表示することは不可能です。

しかし、金融関連の有名上場企業が運営しているドメインの中に新たに「クレジットカード」のサイトを作れば、勝負になる可能性はあります。

このように勝ち目があるかどうかは相対的なものなので判断が難しいです。

では、どうやって判断すればよいのか?

ひとつの目安としてUbersuggestというツールを使う方法があります。

Ubersuggestは無料でも使うことはできますが、機能が大幅に制限されて、実質的には使い物になりません。

検索ボリュームを調べられたり、競合サイトからキーワードを抜き出したり、使い勝手の良いツールなので、余裕があれば購入してもいいでしょう。

購入はしたくないという場合、UbersuggestにはGoogleクロームのアドオンがあります。

Ubersuggestのクローム拡張機能

クロームに拡張機能を追加すると、Googleの検索結果画面が次のようになります。

検索窓の横に月間検索数と平均CPCが表示され、1ページ目の記事タイトルの下にドメインスコア・ドメイントラフィックなどが表示されます。

ドメインスコアはUbersuggestの独自指標でドメインパワーを表現しています。

自分のサイトのドメインスコアは本体サイトで調べることができますし、何らかのキーワードで1ページ目に入っていれば、アドオンでも確認することができます。

自分のサイトのドメインスコアとライバルサイトのドメインスコアを比較して勝算を見極めるという使い方ができます。

しかしあくまで目安であって、ドメインスコアが低いサイトだからといって、ドメインスコアが高いサイトに歯が立たないかというと、そうでもありません。

このあたりは経験を積んでいくしかないと思います。

実際に記事を書いてみて、どの程度の順位を獲得できるのかという体験を積み重ねることで、勝算があるかどうかは判断できるようになります。

ドメインパワーを高めるにはどうすればよいかは次の記事を参考にしてください。

UbersuggestのほかにもMOZでドメインパワーをチェックすることもできます。

無料だと1ヵ月で10回という制限があります。

MOZ

ページオーソリティ、ドメインオーソリティという表現でドメインパワーをチェックできます。

ただし、UbersuggestとMOZの数値を比較することは無意味です。

MOZのドメインオーソリティは11だけど、Ubersuggestのドメインスコアは19だった。どちらがドメインパワーが上か、という比較は無意味ということです。

MOZならMOZで、UbersuggestならUbersuggestで、同じ前提条件で比較してください。

キーワード選定4つの手順とコツ

キーワード選定の流れは次の通りです。

●参入分野を決める
●ターゲットキーワードを決める
●複合キーワードを決める
●コンテンツグループのプランニング

参入分野を決める

参入分野を決める視点は2つです。事業ドメインから決める方法と、見込客の課題から決める方法です。

事業ドメイン

不動産業であれば「不動産」など。
米農家であれば「お米」「玄米」「白米」など。
WEB制作会社であれば「ホームページ」など。
薬局であれば「薬局」「漢方薬」など。

これは迷わず思いつくでしょう。事業ドメインからかけ離れた検索キーワードを選ぶ人はいないと思います。参入分野をを決める場合は、単体キーワードにすることをおすすめします。

次のステップである、ターゲットキーワード(上位表示したいキーワード)を決めるときの選択の幅が広がるからです。

見込客の課題

見込客の課題から参入分野を決めることもできます。

見込客はどんな悩みを抱えていて、どんな課題を解決したいと思っているかを考えていきます。

これも最初は思いつきで良いので、いくつか書き出していきます。

WEB制作会社の見込客であれば以下のようになるでしょう。

・インターネット 集客
・WEB 集客
・ホームページ 作成
・ホームページ 集客

見込客になり切っていくつかピックアップしてみましょう。こちらは単体キーワードではなく、2語からなる複合キーワードになることが多いでしょう。

ここからあるツールを使うことで無数にメインキーワードになり得るキーワードをピックアップできます。

メインキーワードを無数に取得する方法

サイトにコンテンツを追加したいけど、ネタが思いつかないというときは、この方法を試してみてください。

1時間もあれば200~300くらいのキーワードを探すことができます。

2、3個のキーワードをピックアップしたら、そのキーワードをヤフー知恵袋のようなQ&Aサイトで検索します。

(出典:ヤフー知恵袋

例えば、「ホームページ 集客」と検索してみます。

表示順序は「関連順」がいいでしょう。

上部には広告がいくつか出てきますので無視します。

ユーザーからの質問をクリックすると、質問とそれに対する回答が表示されます。

質問部分は「ホームページ 集客」に関連した質問であり、「ホームページ 集客」に関して悩んでる人のリアルな言葉が使われています。

この質問の中から自社サイトにコンテンツを追加するときに使えそうなキーワードをピックアップしていきます。

あまり考えずに、直感的にできるだけたくさんピックアップします。

実際にコンテンツを作るべきかどうかの調査は後で行います。

例えば、次のような質問からキーワードをピックアップしてみました。

(出典:ヤフー知恵袋)

・ホームページ
・リニューアル
・費用
・整体院
・10ページ
・自作
・SEO
・検索順位
・アクセス数
・集客アップ
・業者
・動画
・料金
・見積り
・サーバー

これらの単語を組み合わせることでキーワード候補が出来上がります。

・ホームページ リニューアル
・ホームページ 自作
・動画 集客
・サーバー 費用
・ホームページ 業者
・ホームページ 10ページ 料金

などです。

質問の内容はどうでもよいので、使われている単語をピックアップすることに専念します。

ピックアップするのは「質問」だけでなく「回答」からでも良いのですが、「質問」で使われている言葉のほうが、より見込客が使う言葉に近いので、できれば「質問」のみからピックアップすることをおすすめします。

上記の一つの質問だけで14個の単語をピックアップできました。3分もかかっていません。

これを複数の質問文で繰り返せば、あっという間に大量のキーワードを収集できます。

ネタに困ったときは試してみてください。

では、参入分野を事業ドメインから「ホームページ」に決めたとして、次のステップに進みます。

ターゲットキーワードを決める

ターゲットキーワードとは最終的に上位表示したいキーワードのことです。

参入分野を「ホームページ」とすれば、ターゲットキーワードは「ホームページ 作成」にするというイメージです。

「ホームページ」をそのままターゲットキーワード(最終的に上位表示したいキーワード)に設定するという考え方もありですが、ここでは参入分野として選んだキーワードとターゲットキーワードは別のものとして考えます。

単語(ビッグキーワード)での上位表示は時間と労力がかかり過ぎることが多いからです。

では、ターゲットキーワードの選定方法を解説します。

1.サジェストキーワードを調査する

サジェストキーワードに関して詳しく知りたい方は、こちらの記事を参照してください。

サジェストキーワードを取得するツール

サジェストキーワードを取得するには次の3つのツールのいずれかを使うと簡単です。

ラッコキーワード

グッドキーワード

キーワードツール

どのツールを使ってもいいのですが、参入キーワード「ホームページ」のサジェストキーワードを取得します。

それぞれ次のようになり、微妙にサジェストキーワードの数が異なります。

ラッコキーワード
グッドキーワード
キーワードツール

キーワードツールは有料版を使うと検索ボリュームも表示されるので便利です。

ただ、一番安いプランでも月に$69なので日本円で7,000円くらいですか。

結構かかります。

個人的にはラッコキーワードが一番使い勝手がいいかなと感じています。

2.検索ボリュームチェック

次にラッコキーワードでヒットしたサジェストキーワードの検索ボリュームを調べます。

右上にある「全キーワードコピー」をクリックして、キーワードプランナーで検索ボリュームを調べます。

ラッコキーワード

広告利用をしていない場合、キーワードプランナーで検索ボリュームを調べると100~1000などのようにザックリした数字しか出ませんが問題ありません。

月間平均検索ボリュームの高い順に並べて、ザっと見ていきます。

・ホームページ 作成 1万~10万
・ホームページ ビルダー 1万~10万
・ホームページ 制作 1万~10万
・ホームページ 作り方 1万~10万
・ホームページ 無料 1万~10万



この中で検索順位の大きいもの(1000~1万以上)からターゲットキーワードを決めます。

この段階ではそれほど考え込む必要はありません。

このキーワードで上位表示できたら集客できるなと思うキーワードを直感で選べばOKです。

今回は「ホームページ 作成」に決めたとしましょう。

次の「複合キーワードを決める」手順に移ります。

ここからは綿密なリサーチが必要になります。そのリサーチの手順も解説します。

複合キーワードを決める

「ホームページ 作成」というキーワードで最終的に上位表示を目指したいと決めたとします。

どんなコンテンツを作れば「ホームページ 作成」で上位表示できるでしょうか?

それは「ホームページ 作成」と検索する人の検索意図を満たすことが最重要ポイントです。

検索意図を満たす記事を書くには、検索意図を分析しなければなりません。

検索意図の基本を確認しておきたい方は以下の記事を参照してください。

「ホームページ 作成」の検査意図を把握するために、まずはサジェストキーワードをチェックします。

先ほど使ったラッコキーワードをもう一度使います。

今度は「ホームページ 作成」と入力して検索します。

512個のサジェストキーワードがあるようです。

「ホームページ 作成」というキーワードで上位表示するためには、ユーザーの検索意図を満たすことが必要ですが、人によって検索意図は違います。

・ホームページ作成用のソフトが欲しい
・ホームページ作成してもらう費用の相場を知りたい
・ホームページ作成してくれる会社を知りたい
・無料でホームページを作成する方法を知りたい

いろんな検索意図があります。

これらの複数のニーズのうち、どのニーズを満たせば上位表示できるでしょうか?

その答えは検索結果画面(SERP)にあります。

実際にGoogleで「ホームページ 作成」と検索しています。

2020年9月の時点では次のようになりました。

このSERPを徹底的に分析します。

まず、タイトルを見ていくと、どんな複合キーワードを狙っているかの見当がつきます。

例えば1位の「ホームページ作成|無料ホームページ制作ツール」というタイトルを見れば、以下のようなキーワードで上位表示を狙っていることが推測できるでしょう。

・ホームページ 作成
・ホームページ 制作
・ホームページ 無料
・ホームページ ツール

このように、それぞれどんなキーワードで上位表示を狙っているかという視点でタイトルを見ると、ある傾向に気付くはずです。

上記の検索結果から読み取れるのは、「ホームページ 作成 無料」というキーワードで上位表示を狙っている記事が多いのではないか、ということです。

ある程度の見当をつけたところで、次にこの検索結果がどのように作られているかを調査します。

すべてのキーワードで同じことが言えるわけではないのですが、「ホームページ 作成」のように検索ボリュームが大きく、競合の激しいキーワードの場合、検索結果の作られ方には法則のようなものが見出せます。

その法則とは、(この場合は)3語目の複合キーワードで検索したときの上位記事を引っ張ってきているということです。

具体的に説明すると次のようになります。

「ホームページ 作成 無料」と検索したときの検索結果

このうち8サイトが「ホームページ 作成」でも1ページ目にランクインしています。

では、残りの2サイトはどうか?

7位の「ホームページ制作料金の相場はいくら? – Web Aqua」は「ホームぺージ 作成 料金」の1位の記事です。

9位のサイト「ホームページ作成・ホームページ制作サービス「グーペ」」については、どこから引っ張ってきているかは不明でした。

つまり、「ホームぺージ 作成」という検索結果は、「ホームページ 作成 無料」から8サイト、「ホームぺージ 作成 料金」から1サイトを引っ張ってきて作られています。

これは、Googleが「ホームページ 作成」と調べる人は「無料でホームぺージを作る方法を探している」と考えているからです。

このように、競合の多いキーワードは、一段階深掘りした複合キーワードの検索上位の記事で検索結果を作っている傾向がよく見られます。

逆にいうと、「ホームページ 作成」の複合キーワードは先ほど見たようにいくつかありまうが、「ホームぺージ 作成 ツール」とか「ホームぺージ 作成 会社」でどんなに頑張って記事を書いても、「ホームぺージ 作成」では上位表示されない可能性が高いということになります。

「ホームぺージ 作成」で上位表示したければ「ホームぺージ 作成 無料」というキーワードをメインに記事を書く必要があるということです。

もちろん、「ホームぺージ 作成 費用」で記事を書いても1ページ目に入ることはできるかもしれませんが、それは7位の一枠と入れ替わることができればの話です。

1枠しかない「費用」より8枠ある「無料」を複合キーワードを狙ったほうが1ページ目に入る確率は高いでしょう。

コンテンツグループのプランニング

さて、「ホームぺージ 作成」で上位表示を狙うために、「ホームぺージ 作成 無料」で記事を書くことにしましたが、「ホームぺージ 作成」と検索する人が知りたいことは「無料でホームぺージを作成する方法」だけではありません。

・ホームぺージを作成してくれる優良会社を知りたい
・ホームぺージ作成の費用を知りたい
・ホームぺージ作成のツールが欲しい

上記のようなニーズを持つ人もいるでしょう。

しかし、「ホームぺージ 作成 無料」というキーワードで作成するコンテンツの中に、ホームぺージ作成費用や制作会社の情報を入れるのは普通に考えておかしいでしょう。

このような場合、「ホームぺージ 作成 会社」「ホームぺージ 作成 費用」「ホームぺージ 作成 ツール」というキーワードで別の記事を作り、「ホームぺージ 作成」というキーワードで検索するすべての人の検索意図を網羅するコンテンツグループを作ります。

そうすることで「ホームぺージ 作成」というキーワードを補強することになり、より上位表示しやすくなると考えられます。

下記のようなイメージです。

あくまで「ホームぺージ 作成」で上位表示するためのメインコンテンツは「ホームぺージ 作成 無料」です。

では、「ホームぺージ 作成」以外の複合キーワードはどのように選定すれば良いのでしょうか?

それには関連キーワードを使います。

サジェストキーワード、関連キーワード、複合キーワードの違いについて確認したい方は次の記事を参照してください。


関連キーワードとは、Google検索結果の一番下に出てくるキーワードです。

これらは上記の記事でも解説している通り、再検索ワード、潜在ニーズワードです。

つまり、これらのキーワードで記事を作成し、内部リンクでつないでコンテンツグループを形成することにより、検索画面に戻って再検索されることもなくなります。

また、読み進める上で新たに発生する潜在ニーズにも対応できます。

これはユーザーにとって最高の検索体験ではないでしょうか?

知りたいことが1つのサイトですべて完結するのです。

結果的にあなたのサイトへの滞在時間は長くなり、WEBサイト、WEBぺージへの評価が高まるでしょう。

キーワード選定のポイント

キーワード選定の手順を解説しましたが、ここからキーワード選定をするときのポイントについて説明します。

検索ボリュームについて

キーワード選定において検索ボリュームをチェックすることは極めて重要です。

最初に書いた通り、検索ボリュームがないキーワードで記事を書いても意味がありません。

しかし、検索ボリュームのチェックが必要になるのはターゲットキーワードの選定においてです。

ターゲットキーワードで上位表示するために選定する複合キーワードについては、検索ボリュームを気にする必要はありません。

先ほど例にあげて解説したキーワードの例でいうと、「ホームぺージ 作成」は検索ボリュームをチェックすることが重要ですが、「ホームぺージ 作成 無料」は検索ボリュームがあろうがなかろうが気にする必要はないということです。

「ホームぺージ 作成 無料」の場合は、キーワードプランナーで確認すると、たまたま検索ボリュームが1000~1万と大きなボリュームがあります。

しかし極端な話、検索ボリュームが0~10でも全然OKです。

ターゲットキーワードは検索ボリュームの大きいキーワードを選ぶことが鉄則ですが、そのターゲットキーワードで上位表示するために選定する複合キーワードは検索ボリュームを気にしなくてもよいということです。

コンテンツグループを形成する「ツール」「費用」「会社」「スマホ」についても検索ボリュームを気にする必要はありません。

これらはすべて「ホームぺージ 作成」で上位表示するための補強パーツだからです。

ただし、「ホームぺージ 作成」で上位表示するために必要なパーツ以外をターゲットキーワードにする場合は検索ボリュームをチェックする必要があります。

例えば、「ホームぺージ 作成 おしゃれ」というキーワード。

このキーワードで記事を書いても「ホームぺージ 作成」で上位表示することはできませんし、再検索・潜在ニーズキーワードでもありません。

このようなキーワードは検索ボリュームを確認して記事を書かないと、費用対効果が非常に悪くなってしまいます。

「ホームぺージ 作成 おしゃれ」の月間検索ボリュームは10~100です。

つまり、このキーワードで1位になっても、たいしたアクセスは集まりません。

しかも「ホームぺージ 作成」で上位表示するための補強パーツにもならない可能性が高いです。

なぜなら関連キーワードに出てこないからです。

SEOキーワードの記事内での使い方

キーワード選定が終われば、コンテンツプランニングをして記事を書いていくことになります。

ここでは実際に記事を書くときにキーワードをどのように記事内に使うかという点について解説します。

SEOキーワードは次の5つの部分で使うことを考えます。

1.タイトル
2.メタディスクリプション
3.見出し
4.本文
5.アンカーテキスト

タイトル

最も重要なのがタイトルにターゲットキーワード、複合キーワードを含めるということです。

記事タイトルの付け方について確認したい方は次の記事を参照してください。

今回の場合でいうと、「ホームぺージ 作成 無料」を必ずタイトルに入れるということです。

単語の順番はあまり気にしなくても大丈夫です。

「無料でホームぺージを作成する方法10選」

「ホームぺージ作成無料サービスを徹底比較」

「ホームぺージ作成が無料でできる便利ツール5選」

上記のようにターゲットキーワード、複合キーワードを含めて、自然な日本語になるようにするのが基本です。

文字数はPCであれば28文字以内、スマホでも32文字以内が標準的に表示される文字数になるので、この範囲に収めるのがいいでしょう。

メタディスクリプション

メタディスクリプションは検索結果のタイトルの下に表示される部分です。

記事タイトルだけでなく、メタディスクリプションも見た上で、クリックするかどうかを判断する人も多いでしょう。

それだけ重要な部分です。

メタディスクリプションにもターゲットキーワード、複合キーワードを含めることで、Googleにも検索ユーザーにも何についての記事であるかを明示することができます。

これは私の記事ですが、タイトル、メタディスクリプションともに表示が中途半端になっています。

これではクリックしてみようという気にはなりませんね。失敗作です。

これは変更したいと思います。

タイトル・メタディスクリプションはSEO的な効果だけでなく、クリック率にも影響を与える重要な部分です。

クリックしたくなるようなタイトル・メタディスクリプションを目指したいですね。

ちなみに、上記の記事はタイトルとディスクリプションを次のように変えてみました。

見出し

見出しにもキーワードを含めます。

見出しは記事を読んでもらうために重要なパーツです。

見出しの重要性について確認したい方は以下の記事を参照してください。

見出しに含めるキーワードは、複合キーワードのもう1階層下の複合キーワードおよび関連キーワードです。

「ホームぺージ 作成 無料」であれば、4語目の複合キーワードには、ラッコキーワードで調べると次のようなものがあります。

・ホームページ 作成 無料 おすすめ
・ホームページ 作成 無料 ソフト
・ホームページ 作成 無料 広告なし
・ホームページ 作成 無料 比較
・ホームページ 作成 無料 サーバー
・ホームページ 作成 無料 簡単
・ホームページ 作成 無料 グーグル
・ホームページ 作成 無料 初心者

すべて使うかどうかは、ライバル記事のリサーチ次第ですが、見出しの候補として考えることができます。

また、関連キーワードは再検索・潜在ニーズキーワードですから、基本的には別記事にして内部リンクによりコンテンツグループを形成するのがおすすめです。

記事の後半の見出しで次のような使い方もできるでしょう。

<h2>ホームぺージ作成を依頼できるおすすめの会社<h2>

ここまで無料でホームぺージを作成する方法をお伝えしてきましたが、「なかなか大変そうだな」と感じる方や「プロに任せた方が良いものができる」と考える方もいらっしゃるでしょう。

そんな方はホームぺージ作成で評判の良い会社に依頼するというのも選択肢のひとつです。

こちらの記事では、おすすめのホームぺージ制作会社を紹介しています。

→ 内部リンク

このように見出しに「ホームぺージ 作成 会社」「ホームぺージ 作成 依頼」というキーワードを盛り込んだ上で、別記事に内部リンクするという使い方がおすすめです。

本文

タイトルや見出しで使っているキーワードは本文内でも使わないと不自然です。

例えば、以下のような感じです。

アンカーテキスト

最後にアンカーテキストにもターゲットキーワード、複合キーワードを含めることをおすすめします。

アンカーテキストは、Googleに「この記事の中で重要な部分」と判断されます。

内部リンクや参照サイトへの外部リンクを作るときに、アンカーテキストにキーワードを含めると良いでしょう。

記事のどこにキーワードを設定するか(入れ込むか)を理解した上で、ライティングに入りましょう。

狙たキーワードで上位表示を獲得するためのSEOライティングの手順について興味のある方は、次の記事を参照してください。