Googleアナリティクス4が本格的にリリースされて4ヵ月ほどになります。

レポートが大きく変わり、使われている用語も今までにないものが増えました。

GA4の解説をしているサイトを見ると、今までのUniversalアナリティクスとの違いがどうの、GA4の特徴がどうの、そんな記事ばかりです。

AI導入でコンバージョン後の行動予測ができるとか、そんな解説をされたところで、「ふ~ん・・・」って感じじゃありませんか?

データの見方とか、そのデータをどう改善に活かすかとか、そういうことを解説している記事にはなかなか出会えませんでした。

ということで、まだまだ手探りで使っている状態ではありますが、Googleアナリティクス4の使い方・データの見方を初心者向けに説明したいと思います。

まずは設定方法から。

ワードプレスで作ったサイトにGA4を設定する方法

今は多くの方がワードプレスでWEBサイトを作っていると思いますので、ワードプレスで作ったWEBサイトにGA4を設定する方法から見てみましょう。

ワードプレスには実に多くのテーマがありますが、どのテーマにも必ずあるのが「header.php」というファイルです。

ワードプレスの管理画面から「外観」⇒「テーマエディター」をクリックします。

※テーマによっては「テーマエディター」が「テーマの編集」などになっていることもあります。

※子テーマを使っている場合は、親テーマを選択してください。

私が実際に使っているテーマを例に挙げてみます。

他のテーマも同じように「header.php」があるはずです。

Emanon Proの場合

「外観」⇒「テーマエディター」で画面右側に出てくる「編集するテーマを選択」のプルダウンメニューから「Emanon Pro」を選択します。

※Emanon Businessは子テーマなので親テーマを選択します。

テーマファイルがたくさん出てきます。

その中からテーマヘッダー(header.php)ファイルをクリックします。

すると、頭が痛くなるような記号やアルファベットが並んだファイルが表示されます。

そのファイルの中から</head>とかかれた部分を探します。

眼が痛くなるようでしたら、PCの「Ctrl」キーと「F」キーを同時に押すと検索窓が現れますので、</head>と検索すると、該当箇所が色付きで表示されます。

この</head>のすぐ上にGA4のタグをコピペします。

GA4のタグの作成方法

GA4のタグは、解析したいサイトのアカウントを作って、プロパティから「データストリーム」を選択します。

右側の「ストリームを追加」のプルダウンメニューから作りたいデータストリームを選択します。

GA4の特徴はウェブとアプリを統合して解析できることです。

私の場合はアプリはないので、ウェブを選択します。

ウェブサイトのURLを入れて、ストリーム名を付けます。ストリーム名はサイト名でも何でも、自分でわかるように。

そして「ストリームを作成」をクリック。

再度、左メニューの「データストリーム」をクリックして、真ん中あたりにある「タグ設定手順」から「グローバルサイトタグ」のコードをコピーします。

これをさきほど説明したワードプレスの(header.php)ファイルにコピペすればOKです。

これ以外にもGA4の設定はできますが、ワードプレスを使っている人にとっては、多分一番わかりやすい方法なのではないかと思います。

GA4のリアルタイム画面を確認すると

すぐに計測が開始されました!

Googleタグマネージャーを使ってGA4を設定する方法

GA4のデータの読み取り方を説明する前に、もうひとつGA4の設定方法をお伝えしておきます。

先ほど説明した設定より少し手間なのですが、アナリティクスをより活用するためには、こちらの設定方法をおすすめします。

それはGoogleタグマネージャーを使って、GA4を設定することです。

GoogleタグマネージャーはWEBサイトを解析するためのタグを一元管理できるツールです。

WEBサイトの分析をするために、さまざまなタグを埋め込む人も多いでしょう。

Googleアナリティクス、サーチコンソール、Facebookピクセルなどなど。

それらのタグを個別にWEBサイトに埋め込むと、サイトの読み込みに悪影響が出るかもしれません。

Googleタグマネージャーを使えば、タグマネージャーが発行するタグを埋め込むだけなので、サイトも軽くなります。

例えるなら、Googleタグマネージャーは保険代理店のようなもの。各保険会社は自社の商品しか扱いませんが、保険代理店は複数の会社の商品を扱うことができます。そんなイメージでGoogleタグマネージャーは各ツールのタグをまとめて管理することができるということです。

さて、ではGoogleタグマネージャーを使って、ワードプレスにGA4を設定していきましょう。

①Googleアナリティクスの画面の右上にある4つの点のところをクリック

②タグマネージャーをクリック

もしタグマネージャーが出てこなければ、「他のサービスを表示」をクリックすると出てきます。

③タグマネージャーにログイン

※Googleアナリティクスを使っている=Googleアカウントを持っていることを前提にしています。

④右上に出てくる「アカウントを作成」をクリック

⑤アカウントの設定をしていきます

⑥利用規約に同意します

※利用規約は日本語では表示されません。

⑦タグが発行されます

このタグを解析するWEBサイトに埋め込みます。

⑧ワードプレスのheader.phpに埋め込みます

これは最初に書いたGA4のタグを直接埋め込むのと同じ手順ですが、タグを2つ埋め込みます。

<head>の直後と<body>の直後です。探すのが大変ですが、頑張って見つけましょう。

注意点としてはワードプレスの場合、<head>ではなく、<head prefix~>などのようになっている場合があります。

タグを2つ埋め込んだら、画面下の「ファイルを更新」をクリックします。

⑨タグマネージャーにGA4のタグを設定する

次にタグマネージャーにGA4のタグを設定します。タグマネージャーの左にあるメニューから「タグ」を選んで、右上の「新規」をクリックします。

上記のような画面になるので、タグの設定の部分をクリックします。

右側にメニューが現れるので、「Googleアナリティクス:GA4設定」をクリックします。

そして下記のように、測定IDの部分にGoogleアナリティクスから取ってきた測定IDをコピペします。

※このとき設定フィールドの部分に下記のように入力しておいてください。
フィールド名⇒ debug_mode
値⇒ true

ちなみに、GA4の測定IDはGoogleアナリティクスの管理画面⇒データストリームをクリックすると右上に出てくるIDです。

Googleタグマネージャーに戻って、次に「トリガー」をクリックします。

「All Pages」というのが出てくるのでクリックして、右上の「保存」をクリックします。

最後に右上の「公開」をクリックするのを忘れないように!これを忘れると計測されません。

最後にこのような画面が出てくるので、バージョン名とバージョンの説明を入力します。

なんでもいいです。サイト名でいいのではないでしょうか。

最後にもう一度「公開」をクリックします。

GA4に戻って、リアルタイムを確認すると、きちんと計測開始されていました。

※タグマネージャーを使って設定した場合、計測開始まで5分くらいかかるかもしれません。

なぜタグマネージャーで設定したほうがいいのか?

タグマネージャーで設定した方がいい理由は、先ほど書いたように、タグを一元管理できるということなのですが、GA4に関してはもうひとつ理由があります。

GA4の画面左側のメニューの下のほうに、「Debug View」というメニューがあります。

これをクリックすると、ユーザーの行動を個別に確認できます。(多分リアルタイムセッションだけ)

何時何分にセッションを開始して、どんな行動を取ったかが可視化されます。

clickのところをクリックして、パラメータを「link_domain」にすると、どの外部サイトに飛んだかがわかります。

このユーザーは私のサイトのページのリンクをクリックしてAmazonに行ったというわけです。

タグマネージャーを設定するときに、訳のわからない「debug_mode」という設定をしましたが、この設定をしていないと、GA4のDebug Veiwは動きません(多分)。

個別ユーザーの動きまですべてチェックする暇はないという人も多いでしょうが、設定しておいて損はありません。

また、タグマネージャーを使うことで、GA4でのイベント計測がやりやすくなります。

では、次から、本題のGA4の数値で見るべきところと、数値の意味・改善のための仮説の立て方などを見ていきましょう。