Googleアナリティクスには独特の用語がたくさんあります。

今回は最も基本的な「セッション」「ユーザー」「ページビュー」の違いについて解説します。

まず、ざっくりと区別すると下記のようになります。

セッションサイトへの訪問回数
ユーザーサイトへの訪問人数
ページビューサイトのぺージ閲覧数

私たちはホームぺージのアクセス数が月に10万などという言い方をしますが、Googleアナリティクスには「アクセス数」という指標がありません。

私たちが言うアクセス数は、アナリティクスの指標ではセッション数であることが多いようです。

では、それぞれの指標をもう少し詳しく見ていきましょう。

セッションとは

セッションとはサイトへの訪問回数ですが、ユーザーとの違いがわかりにくいですね。

  • セッション≒回数
  • ユーザー≒人数

大まかにいうと、回数と人数の違いです。見方を変えるとセッションはサイトに訪問した延べ人数とも言えます。

例えば、指定期間内(例えば11月1日)に1人が5回サイトに訪問したら

セッションは5、ユーザーは1となります。

Googleはセッションの計測方法を次のように定義しています。

A:30分でセッションは切れる
B:日付が変わるとセッションは切れる
C:キャンペーンソースが変わったとき

(出典:アナリティクスヘルプ

30分でセッションは切れる

サイトを訪問したAさんが、サイトを開いたまま休憩などで放置して、30分以上経過するとセッションは切れます。

同じサイトを30分経過後に再度見始めるとセッションは2となります。

日付が変わるとセッションは切れる

11月1日11時57分にサイトにアクセスしたBさんは翌日の午前0時10分までサイトを見ていました。

このとき11月2日0時の時点でセッションが切れます。

11月1日のセッションは1、11月2日のセッションは1となります。

流入元が変わったとき

Cさんは「セッション ユーザー 違い」というキーワードで検索してXというサイトに訪問しました。

その記事を読んだ後、ブラウザに戻り、10分後にフェイスブックの広告をクリックして同じXサイトに訪問しました。

この場合、最初のセッションから30分が経過していませんが、流入元が「自然検索」と「ソーシャル」で異なるため、2セッションとなります。

上記のような計測ルールがありますが、セッション=訪問回数または訪問延べ人数と考えておけばOKです。

ユーザーとは

ユーザーとはサイトへの訪問人数です。

ただし、具体的な個人をカウントしているわけではなく、ブラウザ単位で計測しています。

ブラウザとはWEBサイトを閲覧するためのアプリケーションですが、主要なブラウザとしては以下があります。

・インターネットエクスプローラー
・Googleクローム
・ファイヤーフォックス
・マイクロソフトエッジ
・サファリ

例えば、Dさんが出社前に自分のPCからGoogleクロームでXサイトに訪問しました。

通勤中の電車の中でスマホのサファリからXサイトに訪問しました。

そして会社に着いてから会社のPCからインターネットエクスプローラーでXサイトに訪問しました。

Xサイトのユーザー数はどのようにカウントされるでしょうか?

答えは3ユーザーです。

すべて同じDさんが訪問していますが、ブラウザが異なるため別ユーザーとしてカウントされます。

逆に、会社の共有PCからインターネットエクスプローラーでEさん、Fさん、Gさんの3名がXサイトにアクセスしました。

このときのユーザー数は1ユーザーとなります。

厳密にはアナリティクスヘルプを参照してください。

ちなみに、Googleでは個人を識別する情報の保持を2年間に限定しており、最後のアクセスから2年間は同じユーザーとしてカウントされます。

2年間全くアクセスがなかったユーザーが、2年以上経ってアクセスをすると別のユーザーとしてカウントがされます。

ただ、2年以上の期間でサイト分析をする機会はそれほど多くないので、あまり気にする必要はないかと思います。

ページビューとは

ページビューとはPage Viewの頭文字をとってPVと表記されます。

閲覧されたページ数を示しています。

ブラウザの「戻る」ボタンや再読み込みなどでも1PVとなります。

Hさんは11月1日の午前10時にXサイトに訪れて5つの記事にアクセスしました。午後からまた同じXサイトに訪れ、午前中に見た5つの記事にもう一度アクセスして、それぞれの記事をプリントアウトしました。

この場合は以下のようになりますね。

  • ユーザー数 1
  • セッション数 2
  • ページビュー 10

Googleアナリティクスのレポートに「ページ/セッション」という指標があります。

これは1セッション中に何ページ見ているかを表す指標です。

1セッションあたりのPVが多いということは、サイト内でいろいろな記事を見てくれているということです。

この「ページ/セッション」を高めることがSEO面での評価を高めることにもつながります。