SEOとは?SEOの意味
SEOの読み方
SEOの読み方は、「エス・イー・オー」です。「セオ」ではありません。
SEOの意味
SEOは、Search Engine Optimizationを略しています。SEOとは、検索エンジン最適化という意味になります。
検索エンジンで上位表示するために、WEBサイト、WEBページを検索エンジンにとっても、検索ユーザーにとっても、最適な状態に仕上げることです。
SEO対策は意味がない?オワコンなのか?
SEO対策のことを、「検索エンジンで自社の記事を狙ったキーワードで上位表示すること」と考えている人が多いです。
表面的にはそうなのですが、単純にこういう考え方をする人が、「SEO対策は意味がない。SEOはオワコン」ということを言う傾向があるように感じます。
SEOはオワコンという人が増えている理由
SEOをオワコンという人は、だいたいSEO対策をしてもうまくいっていない人です。
うまくっていればオワコンなんて言うはずはないですね。
ではなぜSEO対策でうまくいかないかというと、上記のように、SEOのことを「上位表示すること」と考えているからです。
確かにここ2、3年で検索エンジンで自社のコンテンツを狙ったキーワードで上位表示させることは格段に難易度が上がりました。
理由は2つ。検索アルゴリズムが進化したことと、大手企業のコンテンツSEO参戦です。
検索アルゴリズムの進化
15年から20年前は、「ラーメン」という上位表示したければ、記事の中に「ラーメン、ラーメン、ラーメン、ラーメン・・・」と意味もなく羅列しているだけでOKでした。
しかし現在、こんなことで上位表示できないことは誰もがわかっています。
大手企業の参戦
もう一つの理由が大手企業の参戦です。
豊富な資金を投下して、編集のプロ、文章のプロがコンテンツ制作に携わり、良質なコンテンツを作り続けています。
つまりライバルが圧倒的に強くなったから、勝ちにくくなったということです。
SEOは相対評価です。検索エンジンの1ページ目の10席を奪い合うゲームです。
ライバルに勝たなければ上位表示できないわけですが、ライバルが強くなれば勝ちにくくなるのは当然です。
そしてライバルに負けて椅子取りゲームから脱落した人たちが「SEOはオワコン」と言っています。
SEOで成功するための根本的な考え方
SEOで成功するためには、次の2つの考え方が必要だと思っています。
1.Googleをお客様と考える
2.ユーザーの真の目的を達成させる
1.Googleをお客様と考える
SEOで成功するために必要な考え方の一つ目は、Googleをお客様と考えることです。
Googleという会社の成功のために、価値を提供するということです。
経営コンサルの仕事はクライアント企業が儲かるようにアドバイスすることです。その対価として報酬をもらっています。
WEBマスター(サイト・ブログなどを作る人たち)は、Googleが儲かるように、検索ユーザーを満足させるコンテンツを作る必要があります。
Googleの目的は、検索エンジンに人を集めて広告収入をあげることです。
そのためには、ユーザーにGoogle検索エンジンは素晴らしい、と思ってもらわなければなりません。
「Google使えねぇ!」とユーザーに思われて、検索エンジンを使ってもらえなくなったら、Googleの広告収入が下がります。
実際、若年層はGoogle検索を使わず、twitterやインスタで欲しい情報を探す人も増えています。
そうなるとGoogleは困る。
だから、検索ユーザーを満足させることのできないWEBマスターを排除していくのは当たり前のことです。
SEOで失敗する人は「Googleを攻略する」意識を持っている人が多い気がしています。
- 「キーワードをたくさん詰め込めばよい」
- 「自作自演のバックリンクを大量に送ればよい」
こんな考え方で、一時的に上位表示に成功できた時代もありました。
この人たちは、まったく検索ユーザーのことを考えていないですよね。
だから、排除されました。
SEOで成功するには、Googleがやろうとしていることに協力するのが一番です。
Googleがやろうとしているのは、「検索ユーザーを満足させること」なのですから、WEBマスターはその1点を考えれば良いのです。
2.ユーザーの真の目的を達成させる
では、検索ユーザーを満足させるとは具体的にどういういことか?
それは検索ユーザーの真の目的を達成するお手伝いをすることです。
例えば、「ニキビ 原因」と検索した人がいたとします。
この人の検索意図は何でしょうか?
もちろん、ニキビの原因を知りたいというのが検索意図です。
でも、この人の真の目的は、ニキビを原因を知ることでしょうか?
少し想像すればわかります。
「ニキビ 原因」と検索する人の真の目的は「ニキビを治すこと」です。
表面的なニーズだけ捉えて、ニキビの原因についての網羅的なコンテンツを作って終わり、というWEBページでは検索ユーザーの真の目的を達成させることはできません。
- 原因別にどんな対策があるのか?
- おすすめの薬は何か?
- どんな治療法があるのか?
- おすすめの皮膚科が近くにあるか?
このようなコンテンツを用意してあげることも必要でしょう。
自分のWEBページ内で検索ユーザーが満足して再検索しないページを作ることがGoogleが考える良質なコンテンツです。
言い方を変えると、「自分のWEBページで検索を終わらせること」がSEOで成功するための二つ目の考え方です。